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マクレガー26X
 
Photo

文=野村 敦
Text:ATSUSHI NOMURA
写真=大野晴一郎

Photo:SEIICHIRO ONO


Photo
  写真はトランザムゲートを跳ね上げたところ。ツインのアウトボードラダーと補機は連動する。バックステーが右舷側にセットされているのが特徴的だ。  
 モーターセーラーは、モーターボートとセーリングクルーザーの良さを併せ持つボートであり、さまざまな遊びに順応できる。しかし日本ではまだそれほど普及していないのが現状だろう。その普及を阻んでいる大きな原因が機走時のスピード。通常のセーリングクルーザーとさほど変わらない機走スピードでは、パワーボートユーザーが物足りなく感じても仕方がない。通常、セーリングクルーザーには船底下部にキールと呼ばれるオモリがついている。帆走ができるモーターセーラーもやはり同じで、これが水中の大きな抵抗になって、機走時にスピードが上がらないのである。
 その辺りのキールのデメリットをある程度克服しているモーターセーラーが、マクレガー26である。マクレガー26はウォーターバラストと呼ばれるシステムを採用している。帆走時はダガーボードを降ろして、船体に海水を取り込んでオモリとして、キールの役割を果たす。一方機走時にはダガーボードを跳ね上げて船体に収納し、ウォーターバラストから海水を排水する。さらにトランサムに取り付けられているツインのアウトボードラダーもスイングアップする。そのためマクレガー26は、機走時には船底に抵抗が無くなり、従来のモーターセーラーでは出せなかった高速走航が可能となっているのである。
ドッグハウス上にセルフテーリングジグ用のシートがリードされている。左右のウインチを使ってコントロールする。
  デッキのステアリングコンソール。その上にメインシートがテークルで回されている。  
 

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