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VSAのしくみ
●VSAとは
ABS機能、TCS機能および横滑り抑制機能を総合的に制御し、急激な車両の挙動変化を抑制しようとする装置です。

ABS(アンチロックブレーキシステム)機能
急制動や滑りやすい路面で制動するとき、車輪のロックを防止することで車両の姿勢を安定させ、ハンドルの効きを確保しようとする機能です。

TCS(トラクションコントロールシステム)機能
滑りやすい路面などでの駆動輪(前輪)の無駄な空転を防止し、駆動力・操舵能力を確保しようとする機能です。

横滑り抑制機能
急激なハンドル操作や滑りやすい路面などでの旋回時に、車輪の横滑りなどを抑制することで車両の安定性を確保しようとする機能です。

●作動について
TCS機能は、エンジンを始動すれば自動的に“ON”になります。
横滑り抑制機能は、エンジン運転中に車速が約30km/h以上になると作動可能状態になります。
TCS機能または横滑り抑制機能が作動中は、メーター内のVSA作動表示灯が点滅します。

知識
発進時等にエンジンルームからモーター音等が聞こえることがありますが、これはシステムの動作チェックをしている音で異常ではありません。

運転のしかた
VSAが作動した状態でも車両の安定性の確保には限界がありますので、無理な運転はしないでください。
カーブの手前では十分に速度を落としてください。
雪道、凍結路を走るときは、冬用タイヤまたはタイヤチェーンを装着し、ひかえめな速度で運転してください。

取り扱いについて

アドバイス
四輪とも、同一指定サイズ、同一種類、同一銘柄および摩耗差のないタイヤをお使いください。サイズ、種類、銘柄や摩耗度合いの異なるタイヤを混用するとVSAが正常に機能しなくなることがあります。

●ビークルスタビリティアシスト (VSA)警告灯
メーター内に組み込まれており、VSAが異常のときに点灯します。

エンジンスイッチを“II”にしたとき点灯し、数秒後に消灯するのが正常です。また、運転中に数秒間点灯してもすぐ消灯し、その後走行中に点灯しなければ正常です。

アドバイス
警告灯が次のような状態になったときは、システムの異常が考えられますので、すみやかにホンダクリオ店で点検を受けてください。
運転中に点灯したとき
エンジンスイッチを“II”にしても点灯しないとき、あるいは数秒経過しても消灯しないとき
  なお、この場合でも通常走行には支障はありません。

知識
けん引されたときやけん引したときは、警告灯が点灯することがあります。この場合はエンジンを再始動させて警告灯が消灯すればVSAは正常です。
ABS警告灯が点灯するとVSA警告灯も同時に点灯します。

[EURO-R]

LSDのしくみ
LSDは駆動力を左右輪に最適配分し、有効に伝達するための装置です。
このLSDは、ヘリカルギヤを使ったトルク感応型となっています。
トルク感応型LSDの特性として、加速時にハンドルが重くなったり、振動を感じることがあります。

取り扱いについて

アドバイス
前輪は左右共、同一サイズ、同一種類、同一銘柄および摩耗差のないタイヤをお使いください。サイズ、種類、銘柄や摩耗度合いの異なるタイヤを混用するとLSDに悪影響をあたえます。

知識
前輪がパンクしたときは、応急用スペアタイヤを後輪に装着し、外した標準タイヤを前輪に取り付けてください。
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