Enjoy! 芝生ライフ

2.芝生のつくり方

目次

芝生化の方法と種類
芝生の植え方には、切り取った芝生を敷く方法(張芝)、ほぐした芝生やポット苗を植える方法(植芝・播芝)、種子を播く方法(播種)が挙げられます。
植芝や播種という方法は、芝生化に時間がかかるため、家庭用の芝生化の方法としては、張芝が一般的です。

張芝:
正方形や長方形に切り取られた芝生を敷き詰めていく方法。ホームセンターなどでも売られていますので、手軽に芝生がつくれます。
芝生化の期間の目安:約2~3か月

植芝:
溝や穴を掘って植え付ける方法を植芝といいます。校庭緑化などで行われている鳥取方式もこのような方法の一つで、ポット栽培された苗を植え付けています。
芝生化の期間の目安:約1年

播種(はしゅ):
芝生の上に種を蒔く方法。冬芝の場合、9~10月頃に播種します。5~6月頃も適期です。
芝生化の期間の目安:約3か月

張芝の種類
一言で張芝といっても、張り方には種類があります。すき間なく敷きつめる「平張り(ベタ張り)」と3~4cmのすき間をあけて張る「目地張り」といわれる方法が一般的な張り方になりますが、仕上がるまでの時間と、苗芝にかかるコストが張り方によって異なりますので、目的にあった張り方を選びましょう。

平張り(ベタ張り):
すき間なく芝を並べて張っていく方法。苗芝を多く必要とするため、
費用的にはかかりますが、すぐに芝生を楽しめます。家庭用には、
短期間で色鮮やかな芝生を楽しめる平張りがおすすめです。

目地張り:
苗芝の間隔を3~4cm程度あける張り方で、すき間には目土をいれていきます。すき間部分の芝の生育を待たねばならないため、芝が均一になるまで3~4か月程度かかりますが、苗芝は全面積の8割程度ですむため、平張りに比べるとコストがかかりません。

その他にも、一条張りや市松張りといった種類がありますが、芝生の完成までに1年以上かかるため、家庭用には不向きです。

監修者:日本大学生物資源科学部専任講師
 藤崎健一郎先生

芝生の張り方

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