ママドライバーの本音

Vol.7

子どもを乗せている時のあれこれ

「子どもが気になって運転に集中できない。」というママも多いのでは?なるべく平常心で運転できる環境を整えたいものですよね。そこで、子どもを乗せている時の安全運転や困っていることを聞いてみました。

ママが心がけているのは安全運転

ママが心がけているのは安全運転

アンケートの結果からは、多くのママが安全運転を心がけていることがわかりました。その中身は技術的なものから精神的なことまでさまざま。

「急ブレーキをかけない」、「カーブや停車はゆっくり」、「車間距離を取る」など運転技術に関するものでは、子どもの安全を守るだけでなく、最終的にガソリンの節約にもつながるという意見がありました。
なかには、「遠回りでも段差がなく緩やかな道を選ぶ」、「裏道を避け大通りを通る」などの方法で、子どもが驚かない運転を心がけている人も。
また、子どもの安全を直接守るものとして、「チャイルドシートにしっかり座らせる」のはもちろんのこと、「ドアの開閉で手足を挟まないか気をつける」、「乗り降りの際に子どもがどこにいるか確認する」など、運転前後の気配りを大切にする姿も浮かび上がりました。

一方、「子どもが気になって運転時に注意散漫になる」というのもママの共通意見でした。なるべく平常心で運転できる環境を整える工夫をしている人も多いようです。
たとえば、「子どもの好きな音楽CDやDVDをかける」、「車内におもちゃを置く」など子どものリラックスを心がけたり、「アロマを使う」、「匂いや色にこだわる」など自分自身にとっても快適な車内空間を作ったりするアイデアも。

ママがクルマに乗る時に困っているのは?

ママがクルマに乗る時に困っているのは?

「ママがクルマに乗る時に困っていることは?」と聞いたアンケートでは、子どもの安全に関する回答が多かったものの、なかには家事や女性ならではの不安に関するものもありました。

妊娠、出産、育児のステージによって、ママにとっての「クルマの悩み」も変わるようです。妊娠時のプレママに多かったのが「シートベルトの締め付けがきつい」、「シートの調節がしづらい」というもの。
これが乳児期の子どもを抱えるママになると、「車内の温度調節に気を使う」、「おむつ交換のスペースがない」、「ベビーカーの置き場所が狭い」などの悩みに変わります。なかには、「授乳するとき外から見えないか心配」などの意見もありました。

でも、ママの本当の悩みはここから。子どもが自由に動けるようになってから始まるものもあります。

「子どもがボタン類を勝手に押してしまう」、「チャイルドシートに乗りたがらない、抜け出す」、「長時間の運転に飽きたとき、停車したときに泣き出す」、「スライド式ドアでないため、子どもが駐車場で隣のクルマにぶつけないか心配」など。子どもが自主性を持ってからの方が、何かと振り回されることも多いようです。

一方、「雨の日に屋根のない場所で子どもを乗せ降ろしするときに濡れる」、「濡れた傘の置き場がない」という悩みも多く、育児とともに家事もこなすママ視点で「買い物袋を安定して置ける場所がほしい」、「車内に冷蔵庫がほしい」などの意見もありました。
他にも「女性だと思って、他の車にあおられた」など、ママだけでなく女性ドライバーとしての悩みもありました。

車内で子供を落ち着かせるには音楽が一番?

車内で子供を落ち着かせるには音楽が一番?

多くのママが運転中に子どもが泣き出して困った経験があるようです。一度泣き始めるとなかなか泣きやまないのが子ども・・・。「泣きやませるために何かコツはありますか?」の問いに、たくさんのママが答えてくれました

子どもを落ち着かせたり、泣きやませたりする方法で圧倒的だったのが「音楽」にまつわるもの。「お気に入りの音楽を流すといつのまにか眠ってしまう」、「大好きなCDをかけて一緒に大声で歌うと泣きやむ」など、多くの声が寄せられました。なかには、「CDをかけてこっちがノリノリになる」ことで、子どもをその気にさせるというママもいました。ほかにも、音が出る「歌絵本」や「DVD」などを準備している人も多いようです。

一方、お腹が空くと泣く子どももいるので「クルマにお菓子を常備している」というママも多いよう。泣く原因がわからない場合の方が多いと思いますが、皆さんからいただいたアンケートの回答を見る限り、ひとまず「音楽を流す」、「一緒に歌う」というアイデアを試してみる価値はありそうです。

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