用意するもの
① 新聞紙
② じょうぎ
③ はさみ
④ ぬれぞうきん
⑤ 大きめの金属のトレー(塗装されていないもの)
⑥ レンガ 2つ(炉に使う)
⑦ 焼き網
⑧ 火ばさみ または 大きめのピンセット
⑨ 着火ライター
⑩ 小さめのなべ
⑪ アルミホイル
⑫ つまようじ
⑬ うちわ
⑭ 耐熱手袋
⑮ ストップウォッチ
⑯ うずらの卵
⑰ 水
火をあつかうためおうちの人といっしょに行いましょう。
火を使ってもよい場所で行いましょう。
紙を燃やすので、風のない場所で換気しながら行いましょう。
まわりに燃えやすいものを置かないようにしましょう。
水やぬれぞうきんをそばに置いておきましょう。
火や加熱されたものでやけどしないよう注意しましょう。
実験の前に手や道具をよくあらいましょう。実験でできたものを口に入れる場合は、おうちの人に聞いてからにしましょう。
手順をよく読み、安全に注意して行いましょう。終わったらあとかたづけしましょう。
実験のやり方
紙の形状によって燃え方は変わるかな?
確かめてみよう。
※上の注意をよく読んでから行おう。
新聞紙を3cm×3cmに切ったものを、2枚用意する。
一つはそのまま、もう一つはきつくねじって棒状にする。
平らな台の上にぬれぞうきんを置き、その上に金属のトレーを平らになるように置く。
レンガを置いて焼き網をのせる。
※焼き網が落ちたり不安定にならないよう注意しよう。
焼き網にそのままの紙をのせ、着火ライターで下から火をつけて、火がついてから燃えつきるまでの時間をはかる。
棒状にした紙も同じように燃やして、燃えつきるまでの時間をはかる。
そのままの紙よりも、棒状にした紙のほうが約6倍※長く火がついていることがわかったよ。
※結果は実験の状況によって変わるよ。
紙でつくった薪を
燃やして、
ゆで卵をつくろう
もっと大きな紙をねじって薪をつくろう。それを燃やして加熱調理ができるか確かめてみよう。
※上の注意をよく読んでから行おう。
新聞紙を1〜2枚用意する。少しくしゃくしゃなほうがいいよ。
10cm×15cmくらいに切る。新聞紙を5回ほど折りたたんだサイズだよ。
小さめのなべにうずらの卵を入れ、卵がつかるくらいの水を入れる。
アルミホイルでふたをして、つまようじで穴をあける。
火ばさみやピンセットで薪をつまんで、なべの下へ持っていき、着火ライターで火をつける。
1〜2
本ずつ
燃やしていく。
火が
消えてもあわてずに
着火ライターでつけ
直そう。
煙が出るときは
炎が上がっていれば煙はほとんど出ないよ。煙がたくさん出るときは薪を持ち上げて空気にふれさせたり、灰や火の粉が飛ばないように気をつけながらうちわで風を少しずつ送ったりして、炎が上がるようにしよう。
湯気が勢いよく出てきて、ふっとうした様子が見えてから2分ほどたったら、薪を燃やすのをやめる。
耐熱手袋をしてなべをおろし、卵を水で冷やす。
殻をむいて半分に切ってみよう。ゆで卵ができたよ。
紙でつくった薪は加熱調理に使えるほど火力もあって、長い時間燃え続けることがわかったよ。
火を囲むようにレンガを置くと、より熱が逃げにくくなり、早くあたためることができるよ。
実験が終わったら、燃えつきた薪に少し水をかけて時間をおき、完全に消火したことを確かめてからふきとろう。