自由研究

じゃがいもと大根で水あめをつくろう!

じゃがいものでんぷんと大根から、あまい水あめができるよ。
実際につくって確かめてみよう!
対象学年

じゃがいものでんぷんが酵素こうそによって分解されてとうになる

でんぷんが糖になるしくみ
じゃがいもに含まれるでんぷんは、だ液やすい液に含まれるアミラーゼという酵素こうそによって、消化分解され、とうになり、小腸で吸収されます。アミラーゼの別名は,ジアスターゼといって、胃もたれなどを解消するための胃腸薬の主成分にもなっています。これは、大根にも多く含まれていて、消化吸収を助けるはたらきがあります。 これらの酵素こうそは、体の中ではたらくようにできているので、体温くらいが一番よくはたらきます。
※「実験のやりかた」の手順10の“8時間”は、でんぷんに酵素こうそが反応して,水あめをつくれるだけの十分なとうに変身するための時間です。なめてみると、ほんのりあまくなっています。
でんぷんはブドウ糖(とう)がたくさんつながった形をしています。それを酵素(こうそ)(アミラーゼ、ジアスターゼ)が小さく(分解・消化)していきます。 分解途中(とちゅう)のデキストリン、ブドウ糖(とう)2個にまで分解が進んだ麦芽糖(ばくがとう)、最終的に単体のブドウ糖(とう)にまで分解されますが、これらが混在しているのが水あめです。
まとめかた
まとめかた
水あめづくりを通して、でんぷんが分解(消化)されるのを目で見て、とうになったことを口で実感し、そのことをまとめよう。
監修かんしゅう

L-Kids Lab

就学前から中学生を対象とした子どものための科学体感教室です。
お子様の知的好奇心を刺激する、ワクドキいっぱいのしかけをちりばめた科学遊びをご用意しています。遊びの中で気づいたり、考えたり、工夫したり、表現したり、そして科学が日常の身近につながる機会になるよう、お子様ごとにプラスαの声かけをしながら一緒に科学遊びを楽しんでいます。
教室は、東京都文京区にあります。泊まりでの自然教室は長野県を中心に行っています。 web site:http://www1.tcn-catv.ne.jp/l-kidslab/