自由研究

木工工作の豆知識

電動ドリルドライバーを使いこなそう

電動ドリルドライバーを使いこなそう
電動ドリルドライバーは、先っぽに、穴を開けるためのドリルや、プラスドライバーなどの"ビット"と呼ばれる部品をつけることで、穴あけやネジしめなどの作業がラクにできるものです。

木工工作では、板と板を接合するときに、いきなりネジでしめようとするとネジがまっすぐに入らなかったり、板が割れてしまうことがあるので、ネジしめの前に穴を開けておくのが基本です。これを"下穴"といいます。
下穴はネジの径より一回り小さく開けます。大きすぎるとネジと木の間にすきまが生まれ、きちんと接合できませんし、小さすぎると無理やりネジを差しこむことになるので、木が割れてしまう場合があります。

この下穴を開けるときに便利なのが電動ドリルで、その後ネジをしめるときに使うドライバーも、電動だと作業がはかどります。電動ドリルドライバーは、さまざまなビットを取りかえることで、それらの作業を一台でこなせるアイテムです。

木工工作では、"下穴用ビット"と"プラスビット(プラスドライバー)"という2つのビットをよく使います。さまざまなサイズや種類のビットがセットになって売られていることが多いですが、ビットには"木工用"と"鉄工用"があるため、必ず"木工用"を買うようにしましょう。
監修(かんしゅう)
監修(かんしゅう)

WOODWORK CENTER 相談家具屋

神奈川県逗子市にて、オリジナルの家具づくりを行う「相談家具屋」のメンバーが運営する木工DIYライフの発信拠点です。木工教室、ワークショップも開催しています。 URL:soudankaguya.com
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