自由研究

紙をバラバラにしてみよう

うっかり、ポケットの中に紙を入れたまませんたくをしてしまった!
紙はこなごなになってしまったけれど、よく見ると小さな糸のようなものがたくさんあるよ。
他の紙も調べてみよう。
対象学年

紙は、糸のような「せんい」でできている

古代の文字は、ねん土や動物のほね、木などに直せつ書かれていました。
しかし今から2000年以上前、「木のせんいを細かくしてすく」という、げんざいと同じような作り方の“紙”ができました。
木をくだいてチップにしてから、白く色をぬいてせんい(パルプ)にします。そのせんいをすいて、うすくのばして紙を作ります。つまり、紙は細かい木のせんいが集まったものなのです。紙によって広葉樹(こうようじゅ)、針葉樹(しんようじゅ)などの木を使い分け、最近では、古紙からふたたび紙を作る(さい生紙)こともあります。日本古来の和紙には、ジンチョウゲ科のミツマタ※という木を使っています。また、草などで紙を作る研究も行われています。 ※ 学名Edgeworthia chrysantha
まとめかた
まとめかた
いろいろな色の紙をバラバラにして、そのせんいを見てよう。紙のせんいを利用して、ちぎり絵を作ってみよう。
監修かんしゅう

L-Kids Lab

就学前から中学生を対象とした子どものための科学体感教室です。
お子様の知的好奇心を刺激する、ワクドキいっぱいのしかけをちりばめた科学遊びをご用意しています。遊びの中で気づいたり、考えたり、工夫したり、表現したり、そして科学が日常の身近につながる機会になるよう、お子様ごとにプラスαの声かけをしながら一緒に科学遊びを楽しんでいます。
教室は、東京都文京区にあります。泊まりでの自然教室は長野県を中心に行っています。 web site:http://www1.tcn-catv.ne.jp/l-kidslab/