自由研究

とろとろ温せんたまごをつくろう

黄身は半じゅく、白身はとろりとした温せんたまご。
自分で上手に作るにはどうすればいいのだろう? たまごの固まり方のふしぎをしらべてみよう
対象学年

たまごの白身と黄身は、固まる温度がちがう

たまごは白身と黄身に分けられ、どちらも主な成分は“たんぱくしつ”です。“たんぱくしつ”には熱を加えることで固まるという特ちょうがありますが、白身と黄身の固まる温度はちがいます。白身は、約60℃で固まり始め、約65℃くらいで流動性りゅうどうせいがなくなり、約80℃で完全に固まります。一方、黄身は約65℃で固まり始め、約70℃で完全に固まります。このせいしつを利用すると、黄身が固まっても白身はとろっとしている「温せんたまご」が作れるのです。
卵白・卵黄の固まる温度
まとめかた
まとめかた
白身と黄身を別々に加熱して、どんな変化がおこるかを調べてみよう。固まり方のちがいを利用して、温せんたまごを作ってみよう。
監修かんしゅう

L-Kids Lab

就学前から中学生を対象とした子どものための科学体感教室です。
お子様の知的好奇心を刺激する、ワクドキいっぱいのしかけをちりばめた科学遊びをご用意しています。遊びの中で気づいたり、考えたり、工夫したり、表現したり、そして科学が日常の身近につながる機会になるよう、お子様ごとにプラスαの声かけをしながら一緒に科学遊びを楽しんでいます。
教室は、東京都文京区にあります。泊まりでの自然教室は長野県を中心に行っています。 web site:http://www1.tcn-catv.ne.jp/l-kidslab/