(ホン太くん)
ねぇ、V-7。車は完成したけど、まだ終わりじゃないの?
(V-7)
車体組立工程で車は完成するけど、工場にはそのあとにもうひとつ、とても大切な工程が残されているんだ。それが完成車検査。
できあがった車はこの工程で1台ずつていねいに検査され、それに合格してはじめてHonda車として出荷されることが許されるんだよ。
(ホン太くん)
なんだか、とてもきびしそうだね。
(V-7)
もちろん。車っていうのは人の命を預かるものだからね。検査は徹底的(てっていてき)に行うんだ。
組立工程の最後でガソリンを入れた車は、まず最初に室内から検査される。シート、ラジオ、窓(まど)ガラス、ハンドル、ドアなど、すみずみまでひとつずつチェックしていくんだ。
そのあとがヘッドライトの検査。専用(せんよう)の検査機を使って光の焦点(しょうてん)位置を細かく調整していくんだ。
次に行うのが走行検査。ローラーの上に車を乗せて走らせ、しっかりスピードが出るか、ブレーキは効くか、スピードメーターは正確かなど、さまざまなことをチェックする。
最後は、シャワーテスト。集中豪雨(ごうう)よりはげしいシャワーのトンネルを通って、車内に水が入らないかどうかチェックするんだ。
これらのきびしい検査をすべて合格しなければ、その車はつくり直しになるんだよ。
(ホン太くん)
うわ〜、やっぱりきびしいや。
でも、こんなにきびしい検査を行っているから、日本の自動車の品質は世界一だといわれているんだね。
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