クレア スクーピーのフレームはアルミダイキャストによる前後二分割の構造となっています。従来のパイプフレームと異なり、二分割することで生産の自由度が生まれ、モジュール生産が可能になりました。
アルミダイキャストとは、部品の金型に溶解させたアルミを流し込み、高圧によって成形する方法です。自由にカタチが造れる上、錆びにくいというアルミの特性から、これまで必要であった溶接・塗装の工程が不要となり、生産効率の向上、生産エネルギーの削減を大幅に実現しています。
さらに生産効率の向上と環境負荷を低減するため、Hondaではより小さなダイキャストマシンで生産する取り組みが行われています。たとえばクレア スクーピーのリアフレームを鋳造する場合、従来の技術では1260トンの型締め力をもつダイキャストマシンが必要でしたが、金型のレイアウトや冷却方法など、現場スタッフのアイデアによって、800トンのマシンでも生産できるようになりました。