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溶接


電気を流すことで発生する熱を利用して鉄板と鉄板をくっつけていく、
溶接(ようせつ)という作業になります。
プレス工程で作られた、さまざまなパーツをつなぎあわせて、
クルマの形にしていきます。

02 溶接

溶接工程は以下の手順で進んで行きます。

02-1 インナーフレーム溶接
インナーフレーム溶接
02-2 アウター結合溶接
アウター結合溶接
02-3 ドア溶接
ドア溶接
02-4 払い出し検査
払い出し検査

溶接工程1

溶接ガンから電気を流し、クルマの骨格(こっかく)部分をつなぎあわせていきます。
インナーパネルという、クルマ全体の内側を先に組み立てることで、
フレームをより強くすることができ、同時に軽くすることもできます。

用語辞典

用語辞典

溶接

2つ以上の部品を熱や圧力で1つにくっつける接合方法です。クルマの場合は、溶接ガンとよばれる先端部分から電気を流すことで接合させます。
電流が流れる瞬間はとても高温になり、火花が散ることもあります。

溶接ガン

溶接トーチとも呼ばれるもので、ロボットアームの中で実際に溶接を行う部分になります。

インナーパネル

ボディを型どる骨格でクルマの室内側に面する内板のことを言います。最終的にいろいろな装備品(そうびひん)を取り付けるために複雑(ふくざつ)な形をしています。

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溶接工程2

ウェルディングマシンを使い、インナーフレームの外側にアウターパネルという
別のフレームをつなぎあわせていきます。

用語辞典

用語辞典

アウターパネル

ボディの外板のことです。エンジンフードや屋根(ルーフ)、ドアなども外板で、それらを合わせてアウターパネルと呼ばれています。

ウェルディングマシン

英語では“Welding machine”と書きます。Weldingは日本語で「溶接」の意味があります。Hondaには、ゼネラルウェルディングマシンという大きな総合溶接機があって、車の屋根の部分と底の部分などを一度に約100カ所も溶接することができます。

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溶接工程3

車体のほかにドアも溶接、加工され、クルマに組み付けられてクルマの骨格ができあがります。

クルマのボディとは別に溶接
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工程:ドア溶接

クルマのボディとは別に溶接

プレスされたドアはインナーフレーム溶接、アウター結合溶接とは別に溶接されます。

マシンにセットしてスタート
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工程:ドア溶接

マシンにセットしてスタート

プレスされたドアを1枚1枚マシンにセットして、4台のウェルディングマシンで溶接していきます。

ピンポイントで接着
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工程:ドア溶接

ピンポイントで接着

精密(せいみつ)な作業が必要になりますが、コンピュータによって制御(せいぎょ)され、ミスなく溶接してくことができます。

用語辞典

溶接工程4

2000か所以上の溶接を行った後は、きちんとつなぎ合わせられているかを
人の目も使ってチェックして、次の工程へと運ばれていきます

バリとよばれる余分な突起(とっき)がないかを確認
手でさわりながら検査して小さなバリもチェック
バリがあればその場で研磨(けんま)

チェックポイント

チェックポイント アイコン

ゼネラル・ウェルディングマシン

次の工程に進んでみよう!

次の工程、『塗装』に進んでみよう。
溶接した車体に、ロボットで塗装していきます。

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