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イチゴ

栽培ポイント

苗とりは、8月中旬〜9月上旬までに行い、苗床に仮植して育苗する。

植えつけはベッドに2条植えにし、深植えしないことが大切。

現在のイチゴはアメリカに自生するバ−ジニアナ種とチロエンシス種の雑種からオランダで育成されたものだといわれています。18世紀にヨーロッパで栽培が始まり、19世紀にはアメリカへ伝わりました。日本へは、初め江戸時代末期にオランダから渡米しましたが、その後明治になってから本格的な普及が始まりました。
性状は、多年生植物であって、1年を通じて栽培できますが、生育適温は17〜20℃で冷涼、温和な気候を好みます。株の発育は品種によって異なりますが、休眠後−5〜8℃の低温を一定時間経過した後、20〜25℃に保つと伸長します。
栄養価の点では、ビタミンCに非常に富んでいます。そのまま食べれば、栄養価値も抜群です。また、料理の色どりやサラダ、口なおしとしてそえものなどにすれば引きたちますし、子供たちにもたいへん喜ばれることでしょう。


イチゴ

品種のえらび方

多く栽培されている「とよのか、麗紅、女峰」をはじめ、「クインベリー、ウインタープリンセス、あかねっ娘」などの品種もあります。

苗つくり

はじめは10月に他の人から苗を譲ってもらえば良いのですが、可能性がなければ、収穫の終わった株を親株として手に入れ、自分で育苗します。親株を植える畑は、堆肥や肥料を施して耕し、12あたり2株の割合で植えつけ、充分かん水します。ランナーが出てきたら、こみあわないように配置してやります。苗とりは、8月中旬から9月上旬までに行い、苗床に仮植して育苗します。苗は、親株から出た最初の苗を除き、2、3番目の本葉3枚ぐらいの苗をとって植えます。植えつけの際、浅植えにして、芽を埋めないよう注意します。苗の仮植床は、あらかじめ化成肥料(成分量窒素10%ーリン酸10%ーカリ10%)を102あたり1kg施し、良く耕しておきます。肥料マケを起こしやすいので、なるべく良く土と混和するようにします。ベッド幅は1m程度とし、株間10×10cmに植えつけます。植えつけたあとは、寒冷紗でトンネル被覆して活着を促します。9月中旬ごろになると苗がこみあってくるので、充分かん水して土が落ち着いたあとランナーを切って株間15×15cmに植え直してやります。

植えつけ時期

植えつけ時期は寒冷地では10月上旬、平坦地では10月中旬、暖地では10月下旬ごろに行います。

畑つくり

植えつけの半月以上前に行っておくのが理想的である。畑に堆肥、石灰、化成肥料(成分量窒素10%ーリン酸10%ーカリ10%)を102あたり1kg施し、良く耕した後平らにして、ベッド幅60cm、通路60cmに作ります。

植えつけ

しっかりした苗をえらび、ベッドに2条植えにします。やはり、深植えにしないことが大切で、葉のつけ根が地表面に出ているように植えつけます。条間40cm、株間30cm程度にします。植えつけた後乾いたらかん水をします。

手入れ

活着したあとは、除草したり下葉が黄色や赤色に変色して傷んだものを摘みとります。追肥は、11月上・中旬と2月下旬〜3月上旬の2回行います。これは株元から15cmぐらい離れたところに施し、土と良く混ぜてやります。2回目の追肥の後、ベッド全面にポリマルチをしてやると生育も良くなるし、果実への泥の付きも少なくなります。透明ポリよりも黒ポリの方が雑草が生えなくて良いでしょう。また、1月下旬〜2月上旬ごろにビニールトンネルをかけると、露地のものより1ヶ月早どりできます。暖かくなったら、換気もしてやりましょう。

収穫

収穫はできれば毎日、朝か午前中にします。このとき、不良果は早めにとり除くことが大切です。




種まき期/植え付け期/収穫期

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