

作ろうとする野菜に適したようにツルや枝を切り除いて姿を整えることを「整枝」。余分な芽を取り除くことを「摘芯」といいます。これらの作業は野菜の種類、栽培の方法、畑の広さなどによって主枝を何本伸ばすのか、側枝は出すのか、芽は摘むのか、などが決まります。一般に、強い整枝、摘芯は生育の初期に行い、生育の後半は強い整枝、摘芯をすると寿命が短くなるので、軽く行います。


ツルアリインゲン、キュウリなどのツル性の野菜の主枝や側枝を、決めた方向にもっていくこと。また、支柱に結びつけて日当たり、通風を良くしたり、手入れをしやすくする目的で行う作業を「誘引」といいます。


キュウリ、ツルアリインゲンなどツル状になるものや、トマトのように草丈が長くなるもの、ナスやピーマンのように風で倒れやすいもの。これらの野菜には竹やプラスチック製の支柱を立てて結束します。立て方には「合掌式」と「直立式」があり、合掌式は支柱を上部で交差させるので風に強く、真夏は土が乾きにくい長所がある反面、風通しが悪い欠点もあります。直立式は日当たりが良いかわりに、風に弱い欠点があります。最近は「網支柱」といって、支柱のかわりに網を張ってこれにツルを登らせる方法も行われています。


こみあっている枝や余分な枝を切り除く作業を「剪定」といいます。ナスのように主枝や側枝の元に出ている若い芽を伸ばさせるため、枝を切り除いてしまう「更新(切り返し)剪定」という方法もあります。いわば枝を若返らせるための剪定です。
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