汎用事業の近年の取り組みと展望

小型耕うん機生産ライン(中国)

汎用事業の近年の取り組み ガスパワー商品の開発や、新興国での現地生産に注力

Hondaは、世界で年間約543万台の汎用製品を販売。地域ごとのニーズを徹底的に研究することで、新たな市場の創造をめざしています。日本国内では、家庭用カセットガスを燃料とするガスパワー耕うん機「ピアンタ」や、ガスパワー発電機「エネポ」を発売。これまで耕うん機や発電機を使ったことがない人にも手軽に扱える商品として、幅広い層の方々から支持を集めています。また新興国においては、日常生活に欠かせない必需品としてHondaの汎用製品の需要が高まっています。「需要のあるところで生産する」という考えのもと、Hondaは近年、海外での生産能力の強化を図っており、インドでは高い技術力が求められる正弦波インバーター搭載発電機の生産を開始。中国では日本メーカーとして初めてとなる、小型耕うん機の現地生産を開始しました。Hondaは今後も、これまで培ってきたノウハウやグローバルな生産体制などの総合力を積極的に活かしながら、汎用事業のさらなる強化に取り組んでいきます。

汎用製品の世界販売実績

独バイラント社と共同開発した家庭用小型コージェネレーションシステム(ドイツ)

汎用事業の今後の展望 環境技術の強みを伸ばし、創エネルギーの分野の開発も

Hondaは商品からのCO2排出量の低減や排ガスのクリーン化などの技術を進化させるとともに、CIGS薄膜太陽電池や家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニットといった創エネルギーの分野の技術開発にも積極的に取り組んでいます。Hondaの家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニットは、天然ガス(都市ガス)やプロパンガスを燃料として発電するのと同時にエンジンの排熱を利用して給湯や暖房に使える省エネルギー機器で、CO2排出量の低減や光熱費の節約に大きく貢献します。

現在は日本、米国に引き続き、ドイツでも発売しています。またCIGS薄膜太陽電池は、現在市販されているCIGS薄膜太陽電池においてモジュール変換効率を世界最高レベルとなる13.0%以上(Honda調べ2011年1月時点)に高めた新型を日本で発売予定です。今後も、エネルギーを創出する商品を提供し、エネルギーを家庭で創る「エコロジカルな家産・家消」による低炭素社会の実現に貢献していきます。

太陽電池

銅-インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)化合物を素材とした非シリコン系の薄膜で形成。シリコン系に比べ製造時の消費エネルギーが少ない環境に優しい太陽電池です。

太陽電池モジュール

船外機

4ストロークのパイオニアとして、動力性能と環境性能を高いレベルで両立した船外機シリーズは、2馬力から225馬力のモデルまで、豊富なラインナップを展開しています。

BF115

汎用エンジン

燃費、出力、騒音、耐久性などで高い性能を発揮する汎用エンジンシリーズは、年間約500万台生産されており、さまざまな機器に搭載可能な動力源として活用されています。

GX390

耕うん機

Hondaの耕うん機シリーズは、汎用製品の数ある完成機カテゴリーの中で最も古くから参入している分野であり、現在は用途や使い勝手に合わせてさまざまなタイプを展開しています。

サ・ラ・ダ FF300

発電機

信頼性と扱いやすさに定評のある発電機シリーズは、停電などの非常用電源からアウトドアレジャーまで、多様なニーズにバリエーション豊富なラインナップで対応しています。

EG5000CX

ガスパワー商品

Hondaは家庭用カセットガスを使ったエンジン技術を開発し、現在は耕うん機の「ピアンタ」と発電機の「エネポ」をラインナップ。暮らしに身近なツールとして支持を得ています。

エネポ