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近年、地球規模での環境意識の高まりにより、環境技術における競争は世界的に非常に激しくなっています。 また経済においても、その中心が先進国から新興国へと移行していくという大きな構造変化が起こっています。 こうした中、世界の自動車市場においても、「電動化」「小型化」「低価格化」への流れが加速し、またお客様は本当に欲しいものを慎重に見極めて購入する時代へと変化してきています。
このような時代変化の中Hondaは、お客様や社会のさまざまなニーズに迅速かつ的確にお応えする努力を続けてまいりました。 研究・開発領域では、安全や環境技術、そして商品の魅力を高めるための先進技術の開発に積極的に取り組みました。 生産領域では、より一層のコスト低減に取り組むとともに、グローバルでの需要の変化に対応した体制整備を行いました。 さらに販売領域においては、従来にない価値を備えた商品の市場投入や国や地域をこえての商品の供給などにより、商品ラインナップの充実に取り組みました。 結果として2010年度、Hondaは二輪車・四輪車・汎用製品を世界中で延べ約2,700万人のお客様にお届けすることができました。
昨年、Hondaは次の10年の方向性として、「良いものを早く、安く、低炭素でお客様にお届けする」ことを定めました。 「良いもの」とは、お客様が必要なものを、Honda独自の技術や知恵・工夫で魅力的な商品として具現化したもの。 その「良いもの」をお待たせすることなく「早く」、そしてお客様に「買ってよかった」と喜んでいただける価格でご提供することが、今後のHondaの進むべき道だと考えています。 また「低炭素」には、「CO2排出量を大幅に低減しなければ、パーソナルモビリティメーカーとしてのHondaの将来はない」という強い危機感を込めています。
この具現化に向けてHondaは、独創の先進環境技術を進化させ、魅力的な商品としてお客様への普及を加速させるとともに、「新興国事業の強化」と「小型車の競争力強化」を中心に、Hondaらしいモノづくりを再強化してまいります。こうした取り組みをスピーディに進めるとともに企業体質を強化し、次への飛躍に繋げていきたいと考えています。
Hondaは、これからも終わりないチャレンジを続け、世界中の人々と喜びを分かちあうことで、「存在を期待される企業」をめざしてまいります。