ゴルフ理論

スコアアップにつながるゴルフ理論アドレスを見ればゴルファーのレベルは一目瞭然!

2010.11.30

ゴルフはアドレスが大事!
これはもう、ティーチングプロ、ツアープロを問わず、ゴルフのスペシャリストならほぼ全員が指摘するといっても過言ではない事実です。
ではいったいアドレスはどうあるべきなのかというと、まずアドレスが長いのは×。
構えてからなかなか打たないゴルファーと一緒に回ると辛いものがありますよね。
こんな「お地蔵さま」のようなゴルファーは周りに迷惑をかけるだけでなく、本人にとってもいいことはほとんどありません。
まず腕の筋肉が硬くなり、そのうちに全身が硬直してその場に固まってしまうからです。こうなってはもう、スムーズに動くことなどできません。

上手なゴルファーはたいがいアドレスが短く、構えたらスッと打ってしまうものです。
というわけで、マナーの面だけでなく、上達のためにも早打ちをおススメします。

「固まる前に打つ!」を心がけましょう。

昔から「アドレスには実力が出る」と言われるように、見る人が見れば、構えている姿だけでゴルファーのレベルはわかってしまうもの。
いくら上手なフリをしても、あるいは下手なフリをしても、アドレスでバレてしまうのです。
何が違うかというと、上手な人のアドレスは背筋が伸びて腰がシャンとしています。
またどんなボールを打とうとしているのか、高く打ち出すのか、低く打ち出すのか、スライスをかけるのかフックをかけるのか、その意図が構えに表れているものです。
それに対し、下手な人は背中が丸まり、下半身に緊張感がありません。
そして何をしようとしているのかが全くわかりません。

野球のバッターは構えから狙い球がバレてはダメですが、ゴルファーは構えに意図が表れていたほうがいいのです。

理想のアドレスについてもう少し具体的に言いましょう。
上手い人の肩には適度な丸みがありますが、背中の下側がまっすぐ伸びていて、かつお尻がピョコンと上を向いているんです。
ゴルフレッスンの現場では昔から「お尻の穴が上を向くように」などと言われていますが、あれを実践すると自然にそういう姿勢になります。

骨盤から上体を折って前傾姿勢を作るのがゴルフスイングの基本であり、プロは必ずこのような姿勢になっています。
でもアマチュアにはこれがなかなかできないんですね。
「アベレージ」と呼ばれるレベルの人たちの多くが前傾姿勢を作れず「突っ立った」形になっていて、その結果、当然のことながらアドレスと同じように突っ立ってボールをとらえます。
そのためにクラブの軌道が乱れ、曲がったり飛ばなかったりということになるのです。

もちろんアドレスで前傾姿勢が作れていても、訓練を積まないと前傾姿勢をキープしたままボールをとらえることはできませんが、最初から突っ立っていたのでは100%前傾キープできません。

ですから上手くなりたいならアドレスの前傾姿勢をぜひ覚えてください。
まっすぐ立った状態から、骨盤を前に倒して前傾するのが手順です。
お尻の穴が本当に上を向くことはありませんが、なるべく上を向かせるつもりでお尻を突き出しましょう。このとき両足の内腿に緊張感があればなおいいですね。

アドレスが変わればスイングが変わる!
ダマされたと思って、しっかり前傾姿勢を作ってからクラブを振ってみてください。


Honda GOLF編集部 小林一人

Honda GOLF編集長のほか、ゴルフジャーナリスト、ゴルフプロデューサー、劇画原作者など、幅広く活動中だが、実はただの器用貧乏という噂。都内の新しいゴルフスタジオをオープンし、片手シングルを目指して黙々と練習中。

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