レッスン動画
上達のメソッドをプロが動画で解説

安楽拓也プロの遠心力を使いこなすコツ

L1チャンピオン安楽拓也 ドラコンプロによる飛距離アップのコツ。
飛ばしに必要なのは力ではありません。
遠心力を使いこなせば誰でも驚くほどのロングドライブが可能なのです。

PROFILE

  • 安楽 拓也プロ

    1970年3月24日愛知県生まれ。華麗でコンパクトなスイングで驚異的な飛距離を叩き出すドラコン界のトップランナー。09年には沖縄で開催されたL1グランプリで優勝するなど、国内のすべてのドラコン競技でポイントランキング1位を獲得。また即効性のある飛距離アップのレッスンにも定評がある。公式最長記録404ヤード。ゴルフパートナー所属。

飛ばしのカギは「遠心力」

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  • 遠心力を操ることが飛ばしのコツ

    ボールの入ったバケツを手で持って振り回すとボールはこぼれませんが、それはバケツに遠心力が発生しているからです。そしてぐるぐる回っている状態でタイミング良くパッと手を離すとバケツは狙った方向に飛んでいきます。

    実はゴルフスイングにも同じ原理が働いていて、ドライバーをバケツのように扱うことで、力を入れずにロングドライブを放つことができるのです。

ピラミッドパワーで飛ばせ!

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  • 飛ばしの第一歩は
    スイングの土台を安定させることから

    飛ばすためにはスイングの土台となるアドレスを安定させておくことが大切です。そのためには左右の大腿部と背中の下側の3点を緊張させましょう。

    どうやってこの3点を緊張させるかというと、まずは両膝を曲げて左右の大腿部を緊張させ、その重心を下げた状態からお尻を上げると、お腹の裏側、背骨の付け根の部分を緊張させることができます。

腕の形に注意しよう

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  • 両腕を自然に垂らした状態で構える

    遠心力を使ってスイングするには腕のポジションが重要です。アドレスの前傾姿勢をとったら、両腕を自然に垂らしてみましょう。その状態でクラブを握れば、遠心力を効率よく利用することができます。

    手が不自然に前に出ているなど、腕が重力に逆らった位置にあると手打ちになりやすいので注意しましょう。

体の使い方を知ろう

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  • 2つの三角形をイメージする

    体に2つの三角形をイメージするとうまく動くことができます。1つは頭と両膝を結ぶ三角形、そしてもう1つは両肩とグリップを結ぶ三角形です。この2つの三角形が重なった状態がアドレスだと思ってください。

    重要なのは土台となる頭と両膝を結ぶ三角形。この下の三角形を動かすことによって、両肩とグリップを結ぶ上の三角形が動き出します。上の三角形から動かすと手打ちになってしまうので、必ず下の三角形から動かすようにしましょう。

クラブは左手リードで振る

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  • 両手を重ねてスイングすれば
    遠心力を感じることができる

    遠心力を利用して飛ばすためには、なるべく右手を使わないことがポイントになります。左手1本でクラブを振れば、つねに遠心力がかかった状態を作り出すことができるので、右手でその邪魔をしないということが大事です。

    この感覚をつかむには、クラブを持った左手を右手でつかみ、両手を重ねた状態でスイングをしましょう。クラブヘッドに自分が引っ張られるような感覚を理解できればOKです。

「胴体力」で飛ばそう

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  • 左右の足を踏み込んで体の向きを変える

    アドレスの状態からクラブを動かすのではなく、体を動かす意識を持つとスムーズにスイングできますが、その際、腰を回そうとするとバランスが崩れてしまいます。

    バックスイングでは右足を踏み込んで右を向き、その反動で左足を踏み込み、ダウンスイングの動作に移ります。腰を回転させるのではなく、左右の足を踏み込んで体の向きを変えれば動作がスムーズにつながり、クラブに遠心力を発生させることができます。

クラブを立てて振るコツ

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  • 左足を真下に踏み込むとクラブが立つ

    ダウンスイングでクラブのシャフトを立てることができればヘッドが走りますが、腰を左に回してしまうとシャフトは後ろに倒れてしまいます。

    シャフトを立てるには、左足を縦に踏み込むイメージが有効です。そのとき自分でクラブを引き落とそう、引きつけようという意識は不要です。クラブを強く握っていると自然に落下しないので、クラブを軽く握っておいて、左足を真下に踏み込みましょう。

頭を使って飛ばす

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  • 頭を積極的に動かせば効率良く体を動かせる

    下半身を使ってスイングするには、頭を止めておくのではなく、むしろ積極的に動かす意識が必要です。

    頭が動いていい範囲はバックスイングからダウンスイング、そしてインパクトまで。頭を止めていては右足を踏み込めないので、バックスイングでは頭を積極的に動かして右足を強く踏み込み、ダウンスイングではアドレスの位置まで頭を戻しながら左足を強く踏み込んでいきます。

ボールはどこで見る?

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  • 右膝と右脚の付け根でボールを見るイメージ

    頭を積極的に動かしてスイングする際、ボールを見る作業を目に頼るとどうしてもミート率が落ちてしまいます。ジャストミートするためには体の動かない部分、右膝と右脚の付け根を意識し、その2点でボールを見るようなイメージを持つといいでしょう。

    逆に言えば、頭でリードして下半身を動かすときも、右膝と右脚の付け根は動かさす、ボールとの距離を一定に保つということです。

クラブは勝手に加速する

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  • 遠心力を使うには動作の流れを切らないこと

    遠心力を使って飛ばすには、動作の流れを止めないことです。アドレスからフィニッシュまで、クラブに外側の力をかけながら流れを止めずに動くことで、クラブが最大限に加速します。

    遠心力を切らさないスイングは、クラブのシャフトにわっか型の重りが通してあるとイメージするとわかりやすいと思います。アドレスで手元にある重りがテークバックでヘッド側に移動したら、後はヘッド側にくっついているようにフィニッシュまで振り切ります。

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