マメ知識

ゴルフの雑学・マメ知識知らなかった!
グリップエンドについている穴の役割

2010.06.24

みなさんもだーい好きなゴルフ!
そんな楽しいゴルフのプレイには欠かせないもの…クラブ、ボール…。

そう!クラブ!

ドライバー、アイアン、ウッド、パターなど種類もバリエーションも豊富で、シチュエーションによってそれぞれの持ち味を発揮するクラブ!握れば、チャキーンッと自分と一体化し、手となるクラブ!!クラブなしでは始まりませんよね~。そんな体の一部となっているクラブですが、握っているグリップをよーく見てみると…、

「あれ?…これは何だろう。あ、こっちのにも。んんー!他のクラブにも。あれ、全部開いてるーっ!?」

どのメーカーさんのどの種類のクラブにも、グリップの底面となる部分にチョコンと小さな“穴”が開いています。

ゴルフ好きの私の父上。幼い頃、旅行をした時などよく家族でパターゴルフをしていました。プレイ中、マーカーを取り出すのが面倒臭かった幼い頃の私は、パタークラブのこの“穴”にマーカーをぶっ挿してプレイしていました。なので今の今までずっと、てっきりこの“穴”はマーカーのためだと思っていました。がしかーし、パターだけではありません。ドライバーにも、アイアンにも、ウッドにも、すべてのクラブに“穴”が開いているではありませんか。

何でー?ドライバーにもマーカー挿す人いるのかしら?んー…どうしてだろう?みなさんもそう思ったことはありませんか!?あれ…これまた私だけー!?(>△<;)

ということでグリップ製造会社に問い合わせてみました!

この「グリップの穴」は一体何のためなのでしょうか。

お話を伺ったところ、この穴は「空気を逃がすため」の穴だそうです。クラブシャフトにグリップを装着する時、穴が開いていなければ、中の空気の逃げ場がなく押しても押してもグリップがシャフトに入っていきません。注射器を思い浮かべてみると分かりやすいですね。先端の針の穴をふさいでしまっては、中の空気が邪魔をしていくら押しても押せないですよね。これと同じ原理。注射器の針穴のような穴がグリップにも必要なのです。それが、この“穴”ということなのです。

そっか~、だからパターに限らず全てのクラブグリップに穴が開いていたのか~。グリップがついていないクラブなんてないですもんね!(^^) な~るほど!スッキリ!

ちなみに余談ですが、、、
グリップにロゴマークなどが印字されて凸凹していますよね。このグリップ上のロゴなどの深さが0.5mm以上になってしまうと規定違反になるようですよ。どのメーカーさんも違反しないように規定を守ってロゴを入れ製造しています。なので、もし・・・カッコイイ自分のマークを彫っちゃえ!っと考えているそこのお洒落さん!その際は深さ0.5mm未満となるよう気をつけてくださいね!


Honda GOLF編集部 かな子

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