テナガエビ
分類
十脚目テナガエビ科テナガエビ属
学名
Macrobrachium nipponense
別名
カワエビ

泥抜きと下処理のやり方

釣ったテナガエビに泥を吐かせ、持ち帰ってから料理前に行なう下処理の方法をご紹介。

泥抜き

1
釣りあげたテナガエビは、釣りをしている間、水を張ったバケツの中で生かしておく。時々水換えを行なうが、弱って体の色が変わり始めてしまった場合は、早めにクーラーボックスに移し替える。
2
バケツは釣具店で販売しているフタ付きのものが使いやすい。エアポンプも取り付けやすくなっている。
3
釣りを終えたら水を切り、まずジップバッグなどのビニール袋に収納する。テナガエビの体にある突起で破けることがあるので、気になる場合はビニール袋の上から手拭きタオルで包むとよい。
4
市販の氷や凍らせたペットボトルに直に当て、しっかりと保冷した状態でクーラーに入れて持ち帰る。

下処理

1
持ち帰ったテナガエビにたっぷりと粗塩を振りかけ、ざっくりとかき混ぜて体に付いているヌメリや汚れを取り除く。
2
この時、テナガエビの突起でケガをしないようにザルの中で振るとよい。そのまま流水下で汚れと塩気をきれいに洗い流す。
3
ザルの水を切った後、ペーパータオルに包んで軽く叩く感じで水気を拭き取る。特に素揚げや空揚げにする時は、水分が残っていると油が跳ねるのでしっかり水気を取る。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。