タカベ
分類
スズキ目スズキ亜目タカベ科タカベ属
学名
Labracoglossa argentiventris
別名
分布
本州中部から九州の太平洋岸にかけて生息。
大きさ
およそ20~25cm。
釣期
4~10月ごろで、夏がメインシーズン。
棲んでいる場所
沿岸部の岩礁域。
生活史
岩礁地帯の中層で群れを作って生活している。産卵期は8~10月で、仔魚は沿岸から沖の表層に現われる。
特徴
体型はやや細長い楕円形。背中は濃い青色で、腹側は銀白色。また背中から尾ビレにかけて鮮やかな黄色の帯が1本走っているのが最大の特徴。
動物プランクトンをおもに捕食している。
主な釣り方
磯のメジナ釣りのエサ取りとして扱われることが多かったが、近年は味の評価が高まって、ねらって釣る人も増えてきた。ウキフカセ釣りのほか、サビキ釣りで数をねらうこともできる。
美味しい食べ方
刺身にもできなくはないが、塩焼きが一番人気。干物も美味い。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。