マガレイ
分類
カレイ目カレイ科ツノガレイ属
学名
Pleuronectes herzensteini
別名
分布
日本海側の沿岸部、青森県から福島県までの太平洋岸と瀬戸内海、および北海道の全沿岸に生息。
大きさ
最大で50cm前後になるが、釣れるのは20cmクラスが多い。
釣期
12~7月ごろ。ハイシーズンは1~3月。
棲んでいる場所
水深100m以内の大陸棚の砂底、砂泥底を好む。
生活史
繁殖期は2~7月ごろで、南の地方ほど早い。水深15~70mあたりの浅場で産卵を行なう。体長数mmになると左目が右側に移動しはじめ、2~3歳から成熟する。
特徴
マコガレイに似ているが、口がやや尖っていて、体型も少し細長い。また、目のない側の尾部の両脇に黄色い帯が通っている。
普段は海底に身を潜めており、多毛類や甲殻類などを捕食する。
主な釣り方
東北地方では沖釣りで人気が高く、数を競う大会も開催されている。片テンビンの吹流し仕掛けでアオイソメをエサに使い、シンカーで海底を小突いて食いを誘う。
美味しい食べ方
新鮮なものは刺身でもいけるが、定番は煮付け。冬は抱卵していることもあって非常に美味しい。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。