イトウ
分類
サケ目サケ科サケ亜科イトウ属
学名
Hucho perryi
別名
チライ、オヘライベ(アイヌ語の呼び名)
分布
北海道の河川や湖沼。樺太、南千島にも生息。かつては本州にも生息していたが、絶滅した。
大きさ
最大で100~150cm前後に成長する。過去には2mを超える個体も捕獲されている。
釣期
初春~12月ごろ。
棲んでいる場所
湖沼のほか、河川では湿地帯の下流域に見られる、比較的流れの緩い場所を好む。降海性を持つが、海での生態はよくわかっていない。
生活史
サケ類は産卵後に死ぬものが多いが、イトウは何度も卵を産むことができる。産卵期は3~5月ごろ。稚魚にはヤマメのようなパーマークがあり、これは成長するにつれて消える。
成長のスピードは緩やかで、非常に寿命が長く、15年から20年以上も生きるといわれている。
特徴
漢字では魚へんに「鬼」と書き、頑丈なアゴと鋭い歯でさまざまな小動物を捕食する。魚類はもちろん、カエルやヘビ、鳥のヒナを襲うこともある。
背中の色は青みがかった褐色で、銀白色の体側には小さな黒い斑点がある。
日本最大の淡水魚であるが、近年は個体数が減少し、保護の必要性が叫ばれている。
主な釣り方
魚食性を利用して、小魚を模したルアーやフライでねらう。
美味しい食べ方
絶滅危惧種ゆえリリースが前提である。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。