- 分布
- 日本各地の沿岸部。千島列島や樺太などにも生息している。
- 大きさ
- 最大で60cmを超えるものもいる。
- 釣期
- 11~4月ごろ。
- 棲んでいる場所
- 岩礁周りの砂底、砂泥地、ガラ場などを好む。水深100m前後まで生息しているが、釣りでは50m前後をねらうことが多い。
- 生活史
- 産卵は12~7月に浅場で行なわれ、北に行くほど時期が遅くなる。食性は肉食で、海底にいる甲殻類や多毛類などのほか、小魚を捕食することもある。好物は二枚貝で、釣りエサにアサリやホッキ貝を使う地域もある。
- 特徴
- 体表にはウロコがなく、白い斑点が見られる。背と腹、体の中央に石のような突起物があるのが最大の特徴だ。
好奇心が強く、動くものには敏感に反応する習性がある。
また、海底の色に合わせて体色を変えることができる。
- 主な釣り方
- 投げ釣りや、沖釣りでねらう。おもなエサはアオイソメ。好奇心を刺激するために派手なオモリを使ったり、小突いて誘うのも有効。
- 美味しい食べ方
- 皮に臭みがあるため、体表の石と皮を早めに取り除くのが美味しく食べるコツ。刺身や煮付けのほか、塩焼きも意外にいける。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。