- 分布
- 沖縄県を除く日本各地の沿岸。
- 大きさ
- 最大で80cm~1mほどになる。
- 釣期
- 沖釣りと岸からの釣りを合わせれば、ほぼ周年ねらえる。
- 棲んでいる場所
- 砂泥底を好み、水深20~200m前後の範囲にいる。
- 生活史
- 冬の間は深場に落ちているが、春から初夏にかけての繁殖期には浅場にやってくる。卵からかえったばかりのころは、一般的な魚と同様に目が両側に付いている。やがて体長1cmくらいになると右目が左へ移動し始める。
3年程度で成熟し、寿命は数年程度。
- 特徴
- カレイ類に比べて口が大きく、鋭くて立派な歯が生えている。
日中は海底の砂に潜って顔だけを出していたり、体を海底と同じ色に変化させてじっとしている。
海底に棲む魚だが、エサを捕る際には全身を使って中層まで泳ぎ上がったり、小魚を追って長距離を移動することもできる。
- 主な釣り方
- カタクチイワシなどを生きた状態でエサにすることが多い。沖釣りや投げ釣りのほか、ルアーにもよく反応する。
- 美味しい食べ方
- 高級魚として有名で、やはり刺身がいちばんだろう。釣ったあとにきちんと締めておきたい。ほかにはムニエル、塩焼きなど。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。