アオブダイ
分類
スズキ目ベラ亜目ブダイ科
学名
Scarus ovifrons
別名
アオイガミ
  • 特 徴
分布
東京湾以南からフィリピン付近までの西太平洋に分布する。
大きさ
最大で80cm前後。
釣期
専門にねらう人は少ない。
棲んでいる場所
岩礁帯やサンゴ礁に生息。
生活史
日中に活動し、夜になると岩の陰などで休む。その際、口から出した透明の粘液で自分を覆い、その中で眠るという習性がある。
特徴
成魚になると、前頭部に大きなコブができるのが特徴。また、歯は鳥のクチバシのような形になっていて、噛まれると大ケガをすることもあるので注意したい。この強力な歯で甲殻類や貝類を割って捕食するほか、藻類も好む。
主な釣り方
ウキフカセ釣り、ブッコミ釣りなど。ただし専門にねらうことは少なく、メジナやイシダイの外道として釣れることが多い。
美味しい食べ方
沖縄ではイラブチャーと呼び、刺身や空揚げなどで食べられている。ただし内臓を食べて中毒した例が報告されており、注意が必要。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。
  • 特 徴