• 釣り方 :

釣りの拠点はボート店。
予約&受付をしたら海岸へ

釣り具やエサも取り扱っている海近くのボート店が釣りの拠点

レンタルボートで釣りをするには、まず釣具店を兼ねたボート店を見つける。釣り雑誌のボート店ガイドのほか、最近はホームページを充実させているボート店も多い。その際、同じエリアでも、ボート店によって力を入れている釣りが違うことがある。複数の店をチェックし、自分がやってみたいと思う釣りを実施しているところを選ぼう。また、海のレンタルボートは、特に風の強い日に出船(貸し出し)が中止になる場合もよくある。基本は前日までに一度予約の電話を入れること。そして前日も、出船見込みの確認を兼ねて電話を入れておく。

今回利用した神奈川県森戸海岸の葉山釣具センター。釣具店が受付になっており、歩いていける店の裏の海岸にボート乗り場がある
今回利用した神奈川県森戸海岸の葉山釣具センター。釣具店が受付になっており、歩いていける店の裏の海岸にボート乗り場がある
店に着いたらまず受付。通常は前日までに予約しておく。天気のよい週末は当日だとボートが出払ってしまうこともある。仕掛けやエサも必要に応じて購入する
店に着いたらまず受付。通常は前日までに予約しておく。天気のよい週末は当日だとボートが出払ってしまうこともある。仕掛けやエサも必要に応じて購入する

ボート店に到着したら受付をし、乗船者の名前、人数、緊急連絡先等を記入する。仕掛けやエサも多くの場合はボート店で購入できる。ボート店にはお客さんからの最新情報が集まっているので、おすすめの仕掛けやエサをまず聞くとよい。そして、今釣れている場所や釣り方を必ず詳しく聞く。レンタルボートの釣りは、海に出たら面倒を見てくれる船頭がいない。最後は自分で場所を決めて(=手前船頭で)サオをだす。ポイントをしっかり聞く人と、そうでない人とでは釣果に大きな差が出ることがよくある。

冷凍のオキアミブロックを購入した場合は、店のハンマー等である程度粉砕しておく。ブロックのままだと特にボート上ではなかなか解かすことができないためだ
受付を済ませたら着替えをして釣りの準備。日除けの帽子、防寒着、長靴、そしてライフジャケットは必ず着用。海岸まで行きボートに必要な道具を積み込む。快適に釣りをするための荷物の配置も大切だが、サオとリールをセットし、イトの先にスナップスイベルを結ぶまでのタックルの準備は陸上で済ませておく。海に出てから揺れるボートの上でこの作業を行なうのは大変だからだ。
ボートに乗る前にサオを継ぎ、リールをセットしたら、イトをガイドに通して先端にスナップスイベルを付けておく
ボートに乗る前にサオを継ぎ、リールをセットしたら、イトをガイドに通して先端にスナップスイベルを付けておく
無駄のない荷物の配置もボート釣りでは大切だ
手漕ぎボートの場合、快適に釣りができるのは2名まで。漕ぎ手は前の座席に座る。クッションを置き、保冷用の大きめのクーラーボックスは後部に置く。すぐに使うタックルボックスと食料用の小型クーラーボックスは前へ。サオは束ね、タモと干渉しないように後ろ向きに置く。足もとには何も置かない。魚探がある場合は、オールを漕ぐのに邪魔にならず見やすい所にセットする。ボート釣りに慣れてきたら、写真のように自分で木材をクランプで固定し、そこにサオ受けを作るなどの工夫をするとさらに快適に釣りができる。アンカーが積んである船首部分はロープが絡まないようにスペースを開けておく。
しっかりと準備してからボートに乗ろう
※このコンテンツは、2018年3月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。