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釣り方
太田 祐策さん
太田 祐策さん
1974年東京都文京区生まれ。小学生の頃からハゼ釣りで腕を磨き、その後、多種多彩な釣りを経験。中でも堤防や砂浜、ボートで楽しむ中小ものの釣りが得意。現在はテレビの釣り番組でも活躍中。

堤防釣りの対象魚と習性

アジ

アジ
尾ビレの前にゼンゴ/ゼイゴと呼ばれるトゲのような硬いウロコが並んでいる点が大きな特徴で、海釣り全般の人気ターゲットの一つ。船の沖釣りは20〜40cm級の大中アジをねらうが、堤防のサビキ釣りでは8〜15cmクラスの小アジが大半で、関東エリアの釣期は5月連休後から秋まで。10cm以下は豆アジといい、小アジ全体の呼び方としてジンタやジンタアジというのもある。

イワシの仲間

カタクチイワシ
カタクチイワシ
マイワシ
マイワシ
堤防のサビキ釣りで釣れるイワシの仲間はカタクチイワシマイワシウルメイワシの3種類。中でも10cm前後の小型種であるカタクチイワシが釣れる確率が高く、ねらう海域や潮況によってマイワシやウルメイワシが回遊してくることもある。釣期は春4月から秋まで。

サバ

サバ
40cm以上に成長するサバだが、幼魚のうちは沿岸域で生活することが多く、例年4月から秋にかけて港内の堤防や海釣り施設の岸壁に回遊してくる。釣れるのは10〜20cm級の小サバで、サバっ子の愛称もある。

サッパ

サッパ
イワシなどと同じく白銀のウロコに覆われ、最大は20cm。海釣り施設に回遊してきたものが対象魚となる。関東では粗末に扱われることの多い小魚だが、岡山県ではママカリと呼び、名物にもなっている美味しい魚だ。

スズメダイ

スズメダイ
堤防や小磯で釣れる小型外道(本命としてねらっている以外の魚)。小メジナウミタナゴとともに寄せエサをあさってくる。

タカノハダイ

タカノハダイ
最大45cmに達するタカノハダイだが、堤防のサビキ釣りで幼魚が釣れることもある。このほかネンブツダイクサフグなど、堤防のサビキ釣りで姿を見せる外道の種類はとても多い。
※このコンテンツは、2017年7月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。