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バラシ!と思った直後のリカバリーとおすすめ料理

バラシ!と思った直後のリカバリー

この釣りに慣れてくると、マダイがヒットするケースが増える一方で釣り逃しも多くなる。アタリを感じ、素早く合わせたつもりが、魚がハリに一瞬触っただけ得て空振り……というものだ。
こんな時は焦らないことが大切。
このようなバラシの直後は、実は食い気の高まったマダイがまだエビエサの周りをウロウロしているケースが多い。そこで、残念がるよりもすぐに冷静さを取り戻し、そのままテンヤをもう1、2回落とし込んで誘ってみる。すると明確なアタリとともに、ドスンと引き込まれることがよくあるのだ。
小さなアタリだけで釣り逃したと思ったときは、間を置かずにテンヤを再度落とし込むとヒットすることがよくある。釣果を伸ばす隠れたコツだ
小さなアタリだけで釣り逃したと思ったときは、間を置かずにテンヤを再度落とし込むとヒットすることがよくある。釣果を伸ばす隠れたコツだ
基本と応用を押さえて、秋の一つテンヤマダイ釣りを楽しもう
基本と応用を押さえて、秋の一つテンヤマダイ釣りを楽しもう
釣ったマダイを美味しく持ち帰る簡単生け締め法
釣ったマダイは生きているうちに船上で血抜きしておくとより美味しく食べられる。方法は簡単。まず大型のハサミを使って、エラブタの中にある赤いエラを数ヵ所カットする
釣ったマダイは生きているうちに船上で血抜きしておくとより美味しく食べられる。方法は簡単。まず大型のハサミを使って、エラブタの中にある赤いエラを数ヵ所カットする
次に海水を溜めたバケツの中に頭から魚を入れると血が抜けていく。魚が動かなくなったら氷を入れたクーラーに移して生き締めが完了。アジなど他の魚にも応用でき、釣りをしながらの短時間でもできる方法だ
次に海水を溜めたバケツの中に頭から魚を入れると血が抜けていく。魚が動かなくなったら氷を入れたクーラーに移して生き締めが完了。アジなど他の魚にも応用でき、釣りをしながらの短時間でもできる方法だ
青もの以外にも釣れる多彩なゲスト
フグと並ぶエサ取り魚のウマヅラハギ。カワハギ同様に美味しく食べられる
フグと並ぶエサ取り魚のウマヅラハギカワハギ同様に美味しく食べられる
海底近くでよく掛かるガンゾウビラメ。本物のヒラメもよく掛かる。どちらも美味
海底近くでよく掛かるガンゾウビラメ。本物のヒラメもよく掛かる。どちらも美味
食味のよさで知られるイサキ(写真)やマハタも掛かる。一つテンヤマダイの釣りは外道も味がよいのがうれしい
食味のよさで知られるイサキ(写真)やマハタも掛かる。一つテンヤマダイの釣りは外道も味がよいのがうれしい
おすすめマダイ料理
焼き霜の土佐造り
焼き霜の土佐造り
程よく脂が乗った上品な身と、隠れた旨味のある皮をともに味わえるのが焼き霜造り。調理用バーナーで皮目をあぶった後、氷水で冷やした刺し身だ。香味野菜や薬味をちりばめ、ポン酢醤油をぶっかけていただく。家族や仲間での好漁パーティーに喜ばれる大皿料理
かぶとの酒蒸し
かぶとの酒蒸し
マダイは捨てるところがない魚といわれる。どの部位も美味しいが、頭であるかぶとと胸ビレがあるカマ下は特に味がよい。おすすめは酒蒸し。引き締まった筋肉質の身にも脂を蓄えており、目玉周りのゼラチン質も美味しい
マダイと水菜のハリハリ鍋
マダイと水菜のハリハリ鍋
マダイはシャブシャブにしても美味しい。こちらは秋田特産の魚醤〝しょっつる〟を隠し味にした鍋仕立ての一品。火が通り過ぎないうちに分厚いマダイの切り身をいただき、その合間に口直しの水菜のシャキシャキ感を楽しむ
マダイの中華がゆ
マダイの中華がゆ
薄くそぎ切りにしたマダイの身を白醤油であっさりとした漬けの刺し身にしておき、皮は香ばしく揚げてトッピングにする。これをマダイのアラなどで取った出汁を使った粥に組み合わせる。大人も子どもも喜ぶ一品
※このコンテンツは、2016年10月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。