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キャスティング

フライキャスティングは、軽い毛バリをポイントまで運ぶために、重さを持たせたフライラインを利用する。その際は、リーダーとフライラインとの接続部がティップガイドから出た状態で動作を行なうが、まず飛ばしたい距離をあらかじめリールから引き出しておくことを忘れずに。
キャスティングの動作で、最初に覚えておきたいのが「ピックアップ&レイダウン」。水面のラインを勢いよく持ち上げ、前方に向かって振りおろすという、もっともシンプルな動作でラインを投げることができる。
落ち込みをねらったフライキャスティング。うまくフライを流せるかどうかはこの動作に掛かっていると言ってもよい
落ち込みをねらったフライキャスティング。うまくフライを流せるかどうかはこの動作に掛かっていると言ってもよい
1
まず7~8mのラインをロッドから出し、水面に浮かべる。次に手元のラインをグリップと一緒に利き手で持ったらロッドティップを水面すれすれまで下ろして、肘を体の横につける。これがスタートの位置。 まず7~8mのラインをロッドから出し、水面に浮かべる。次に手元のラインをグリップと一緒に利き手で持ったらロッドティップを水面すれすれまで下ろして、肘を体の横につける。これがスタートの位置。
まず7~8mのラインをロッドから出し、水面に浮かべる。次に手元のラインをグリップと一緒に利き手で持ったらロッドティップを水面すれすれまで下ろして、肘を体の横につける。これがスタートの位置。
2
ラインを後方にキャストする。この時はロッドを持った手を上空に撥ね上げ、最終的にロッドを持つ手を顔の横で止める。この動きをピックアップという。
ラインを後方にキャストする。この時はロッドを持った手を上空に撥ね上げ、最終的にロッドを持つ手を顔の横で止める。この動きをピックアップという。
3
顔の横でロッドをストップさせたら、そのままラインが後方に伸びるのを一呼吸待つ。後方30度くらいの角度で止めるのがよい。頭の後ろまでロッドを振ったり、手首が極端に折れてロッドの角度が倒れ過ぎてしまったりするのはNG。
顔の横でロッドをストップさせたら、そのままラインが後方に伸びるのを一呼吸待つ。後方30度くらいの角度で止めるのがよい。頭の後ろまでロッドを振ったり、手首が極端に折れてロッドの角度が倒れ過ぎてしまったりするのはNG。
4
後方に伸びたラインの重さを感じたら、今度は前方にロッドを振る。ロッドは振り上げたのと同じ軌道でまっすぐ振り下ろすことを心がけよう。この時、ラインを飛ばそうとはせずに、重さを感じながら振れば、ラインは自然と前方に返っていく。
後方に伸びたラインの重さを感じたら、今度は前方にロッドを振る。ロッドは振り上げたのと同じ軌道でまっすぐ振り下ろすことを心がけよう。この時、ラインを飛ばそうとはせずに、重さを感じながら振れば、ラインは自然と前方に返っていく。
5
そのまま水平になるまでロッドを倒す。肘は伸ばしきらずに、(1)の姿勢に戻すような感覚で行なえばよい。リーダーまでまっすぐ伸びて、ラインが水面に落ちれば成功。失敗したと思ったら、そのまま空中で2~3回前後にロッドを振ればよい。距離を伸ばそうと思ったら、フライラインが前に返っていくときに、利き手で握っているラインを離せば、スルスルと手もとのラインが出ていくはずだ。まずは実際のフィールドに出る前に、庭や公園などで練習しておくとよいだろう。
そのまま水平になるまでロッドを倒す。肘は伸ばしきらずに、(1)の姿勢に戻すような感覚で行なえばよい。リーダーまでまっすぐ伸びて、ラインが水面に落ちれば成功。失敗したと思ったら、そのまま空中で2~3回前後にロッドを振ればよい。距離を伸ばそうと思ったら、フライラインが前に返っていくときに、利き手で握っているラインを離せば、スルスルと手もとのラインが出ていくはずだ。まずは実際のフィールドに出る前に、庭や公園などで練習しておくとよいだろう。
※このコンテンツは、2013年3月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
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