• 釣り方 :

堤防から手軽に釣れるアオリイカ。
どこをねらう?

エギング入門は堤防で

南伊豆の人気ポイント・中木
南伊豆の人気ポイント・中木
エギングをはじめるなら、まずは堤防へ行こう。潮の流れなどの変化があってエサが集まりやすく、足場がいいから安全に釣りやすい。雑誌やインターネット、釣具店などで情報収集して実績のあるポイントに出かけてみよう。
「スミあと」を探そう
「スミあと」を探そう
堤防の上には、イカが吐いたスミの跡が残っている場合がある。数が多ければ多いほど、よく釣れているポイントなので期待大。触ってみて指に付着するようなら3日以内に釣れた証拠だ。

堤防でのチェックポイント

堤防の先端
「堤防の先端」
アオリイカはずっと同じ場所にいるわけではなく、群れで回遊している。堤防の先端はイカの通り道になっていることが多いうえ、広範囲をねらえる好ポイントだ。腰を据えてねばる場合も先端付近がおすすめ。
海藻
「海藻」
アオリイカは「モイカ」と呼ばれることもあるほど、海藻の周辺を好む習性がある。藻場(海藻帯)はエサが豊富であると同時に、アオリイカの産卵場所になるからだ。
エサの小魚
「エサの小魚」
春、水温が16度前後になると小魚が活発に動きはじめる。エサの多い堤防にはアオリイカも集まりやすい。
海中をのぞいてみて、まったく生命感がなければ移動したほうがいいかもしれない。

釣りやすい条件は?

朝と夕方
「朝と夕方」
魚類と同じように、朝と夕方のマヅメ時はアオリイカも盛んにエサをとるため釣りやすいことが多い。ただし、ある程度日が上ってから堤防の周辺に回遊してくることもあるので、タイミングを変えて何度か同じポイントに入るのもいい。
ナギの日
「ナギの日」
天候は「ナギ(波風の穏やかな状態)」がベスト。海が荒れていると、砂が舞い上がったり海藻があおられたりして、浅い場所にアオリイカが近づきにくくなる。また、強風の日はラインがあおられてエギをコントロールしにくい。
ただし穏やかな風が吹いているような場合は、風向きの変化によって水の動きが変わり、釣れはじめることがある。
満月の大潮まわり
「満月の大潮まわり」
春のアオリイカは「満月の大潮」の前後に産卵を行なう。つまり、このタイミングで浅場にやってくる可能性が高いのだ。釣りに行く前には必ず潮まわりを確認しておこう。
また、1日のなかでも潮流の変化には注意を払いたい。特に、釣れていない時は潮の向きや速さが変わったら集中して探ってみよう。
※このコンテンツは、2010年5月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。