SCENE :
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ニッポンイチの味わいに舌つづみ

ニッポンイチの味わいに舌つづみ

オープンエアも気持ちがいい!

快適な小屋の中で行なえるワカサギ釣りですが、桧原湖の釣りで味わえるもうひとつの魅力はみごとな眺望。
雄大な磐梯山をはじめ、湖の周りには白く染まった山々がずらり。

そんな景色も釣りと一緒に味わいたいなら、天気がよい日であれば露天でのワカサギ釣りだって体験できちゃいます。
この日も鈴木先生に頼んで、ちょっぴりハウス外での釣りもトライしてみました。
あまり寒い日は、電動リールに付いているガイドが凍ってしまうため(するとイトが通らなくなる)、外での釣りは難しいそうですが、やっぱりキンと冷えた空気を吸いながらの釣りも面白い。
これ、一度やってみたかったんです! でも我ながらへっぴり腰?
これ、一度やってみたかったんです! でも我ながらへっぴり腰?
スタッフの石橋さんが見かねてお手本。ブレない体幹で一気に回すのがコツのようです
スタッフの石橋さんが見かねてお手本。ブレない体幹で一気に回すのがコツのようです
そして外でもこのとおり!気分はすっかりワカサギ釣り名人……とまではいきませんが、それでもビギナーでも楽しめる釣りであることを実感です
そして外でもこのとおり!気分はすっかりワカサギ釣り名人……とまではいきませんが、それでもビギナーでも楽しめる釣りであることを実感です
「ワカサギは表面がカリッとするくらい焼くほうが美味しいですよ」と先生。それにはやっぱり炭火がぴったり。七輪で焼いたら醤油に「ジュッ」とつける「焼きじゅう」は、香ばしくて最高です
「ワカサギは表面がカリッとするくらい焼くほうが美味しいですよ」と先生。それにはやっぱり炭火がぴったり。七輪で焼いたら醤油に「ジュッ」とつける「焼きじゅう」は、香ばしくて最高です
そして、ワカサギ釣りに欠かせないもうひとつのお楽しみといえば、釣りたて新鮮なワカサギを食べること。
桧原湖では湖上に油を持ち込むことはできないので、その場で天ぷらはできませんが、七輪やワンバーナーで火を起こすのはOK。
そこで釣りたてを網で焼いて、そのまま醤油に付けて熱々を頬張る、「焼きじゅう」を体験です。

うーん、これが美味。炭火で焼くからなのか、景色のなせるワザなのか、とにかくビックリするくらい美味しいんです。
何より自分で釣り上げたワカサギの味は格別。しっかり堪能しちゃいました。
ちなみに冬の今は、距離にして250kmほどの東京に持ち帰るくらいなら、ワカサギを袋に入れて、周囲を湖上の雪でかため、さらにビニール袋に入れたもので持ち帰れば充分に新鮮なままとのこと。
それにしても釣りたてのワカサギって、目が真っ黒なんですね。

冬の雄大な裏磐梯の景色の中、釣って、食べて、大満足できるワカサギ釣り。
皆さんも今度の週末、ぜひチャレンジしてみませんか?
※撮影:浦壮一郎
※このコンテンツは、2014年2月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。