「暖機運転は、水温計の針が動き出すくらいまでやるのが常識なんだよ」
間違い。通常は1分以内で十分だよ。不必要なアイドリングは、大気汚染の原因になるしガソリンがもったいない。ゆっくり運転しながら暖機するくらいのつもりで。
「レギュラー車でも、ハイオクガソリンを入れるとエンジンの回りがよくなって、楽しく運転できるよ」
間違い。ハイオクガソリンは、高出力のエンジンに対応することがメリットになっているので、レギュラー車に入れても性能は変わらないよ。また、ハイオク車はエンジンの設計自体がハイオクガソリンを前提にしているので、レギュラーをいれると設計どおりの性能を発揮できないことになるよ。
「エンジンを切るときは、エアコン、カーステレオの電源を切ってからにしないと、バッテリーが弱ってしまうんだ」
間違い。現状のバッテリの性能からすると、マイナス数十度の極寒の世界でもない限り、まったく無関係だよ。ただし、エンジンを切って、エアコンやカーステレオを使っても大丈夫という意味ではないよ。
「慣らし運転は、クルマの寿命に大きく影響するんだ。エンジンの回転数を走行距離に応じて徐々に上げてやると、スムースに回るエンジンになるよ」
間違い。現在のクルマの製造技術では、特に意識する必要はないよ。でも、買ったばかりの車に慣れるまで、いきなり無茶な運転をしないように気をつける、という意味では『慣らし運転』は必要かもしれないね。
「エンジンオイルは高いものの方がいいに決まっているよ。エンジンのためにも投資しなくちゃ」
間違い。指定グレードのオイル、メーカー純正のオイルで十分だよ。
「水抜き剤は定期的に入れたほうがエンジンは長持ちするよ。そうしないとタンクの中にさびが発生するんだ」

間違い。昔はガソリンタンク内の空気に含まれている水蒸気が温度変化で結露してタンクの底に溜まり、さびの原因になることがあったのは確か。でも現在のクルマのガソリンタンクは材質の進歩でさびることはなくなっているんだ。だから水抜き剤は必要ないよ。