ステップワゴン

購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記

コダワリの味!?

ピロリソさん
男性/30代/東京都

スパーダS・スマートスタイルエディション(RG1)
2010年1月17日

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生活環境が変わったから(就職・結婚・引越等含む) きっかけ:
生活環境が変わったから(就職・結婚・引越等含む)
走行性能 最も満足しているのは:
走行性能
満足度5
コダワリの味!?
クルマのご購入を考えたきっかけ
前車はトルネオでした。
イイ車でしたが、子供が生まれてから都内のスーパーや百貨店の駐車場で、隣との空間があまり無い場所でのベビーの乗せ降ろしや、里帰りの度にトランク・助手席まで荷物満載が辛くなってきていました。
そのとき「荷物の載るスライドドアの車に買い替えたほうが…いや、まだまだ3年は元気に走れるでしょう」と思って車購入はまったく考えていませんでした。
しかしある日エンジンを掛けて出掛けようとすると、突然Dレンジのランプが点滅を始め……エンジンを切って再始動したら普通に乗れる。
大丈夫かなーと思ってたら数日後また発生。そのうち頻度が多くなってきて、ディーラーさんに持ち込むことに。
一部交換で直らない場合はミッションを全部交換することになるため、その場合は○○万円と言われ悩みました。

安くないお金払って一部交換して直らなかったら嫌だし、あと3年乗って○○万というのも高いような気がしました。

その時、丁度エコカー減税と補助金が決定されて、まるで買うタイミング今だよ、と言われているような気がしました。
そして妻と話をし、乳のみ児を抱えディーラーめぐりをすることになったのでした。
ご購入までのエピソード・ストーリー
フリードやステップワゴンが気になっていたため最初にHonda Carsへ。
フリードの最初に乗った印象はとても良かったです。CVTの車重を感じないスムーズな走り出し、広い視界。すべてが新しくリフレッシュした感覚でした。
それに対してステップワゴンの最初に乗った印象はあまり良くありませんでした。ステアリングもアクセルも重く全体的にもっさりしたバスのように感じました。
妻と二人で「こりゃ無いねー。でかいし重いし運転しづらい」と言っていました。
そこから他社のミニバンを数台乗って、最後に絞り込んだのはフリードとN社のSとM社のPでした。N社のSはシートの使い勝手と3列目の広さが気に入りました。
身長185cmの自分には、フリードとM社のPは3列目の狭さが不満でした。ただしN社のSは自分は運転感覚が、妻は大きさがネックでした。M社のPは走りとデザインがかなり好みでしたが、収納と3列目が問題なのと、妻が運転するとき出足が早すぎて怖いと言っていました。
フリードは3列目や助手席でひざが当たるので、やはり自分には少し小さいかなと思いました。
しかもすべて欲しい装備(キーレス、両側電動ドア、ディスチャージなどの明るいライト、エアログレード、革巻きステアリング等)にすると非常に高くなる。
決めかねていた時に、ふとステップワゴンのスマートスタイルエディションの装備と価格を見て、欲しいものがお得に揃っていることに気が付きました。
そしてディーラーさんに行き、フリードとステップワゴンを再度乗り比べました。
フリードも、スムーズで尖ったとこがなく本当に家電のように便利。けれど、多くの車を乗り比べたからか二人の中ではフリードよりもステップワゴンの評価が高くなりました。
理由は、妻がステップワゴンの方がなんとなく運転が楽しそうだからと感じ、大きい車の運転にも大分慣れてきている中で、N社のSより小さいこと等。このあたりはRGのコンセプト通り。
最終的に居住性でN社のSかステップワゴンかになりましたが、丁度ステップワゴンが生産調整に入ったらしく、欲しいグレードの在庫がどんどん無くなっていくという事態に。
そこで買えなくなる?というあせりからか、心が完全にステップワゴンに決まりました。
キャプテンシートにこだわらなければまだあったかなーと後から思いました(笑)
何が購入の決め手になりましたか?
特別仕様車のお得感と在庫調整(笑)、あとディーラー担当者さんの人柄!!
車自体は、実はステップワゴンは選んだ車の中ですべてにおいてバランスが良かったのです。
けれどそれらはすべてにおいて決め手に欠けるということでした。(つまり、点をつけるならすべての項目で1位ではなかった)
実は購入後、試乗の時には気が付かなかった、乗れば乗るほど分かる「良さ」に気づき、高級車のような剛性感と乗り味で所有していて大満足です。
スパーダのデザインも初めよりどんどん好きになりますし、デジタルメーターも手放せません。
なのに…踏み込めば実はパワー感があるのにもっさりとした感じがするアクセル、あえて4速ATにしてマイナーチェンジで5速AT化やCVT化しなかったミッション、高回転志向を感じるエンジン、あえて重みのあるステアリング、ちょっとヘンテコなデザインなど、細部まで研究されたコダワリが、ミニバンを求めるユーザーの目には、すべてが逆効果に映ってしまうんだろうなーと思いました。自分も始めはそうでしたから…
同じクルマを検討している人へアドバイス!
ミニバンの試乗の時に決め手として分かりやすいのは、
1.もったりせずスムーズな加速(実際の車重よりも車重を感じないCVTなどベスト)
2.軽く運転しやすいハンドル
3.視界の良さ
4.静か
5.広く感じる
6.内装の高級感(あくまでも「感」です)
7.実際は使わなくともユーティリティの万能感(あくまでも「感」です)
8.燃費がいい
が分かりやすく体現されていることかな、と。
特に女性が運転する機会が昔より増えていることが、コンパクトカー・ミニバンが売れている原因ではないかと思います。
そうすると軽やかに豊富な車内アレンジで、広く視界がよく素敵な内装、女性にも取り扱いがしやすく燃費が良ければ無敵のミニバン!と思ってしまいますから。
それで外観デザインが良ければさらに売れますね。

ただし、それは便利な道具として考える場合。
実際にそういう車を所有していたら、それらの要素がドコまで自分の心に響き続けるかはわかりません。
少なくともRGスパーダのコダワリは、乗れば乗る程自分の心に響いています。
それが必要かどうかは人によって違うと思いますが、スライドドアでそのコダワリを体現する車がステップワゴンという名前以外で手ごろに存在しても良いかもしれません(エリシオンは高すぎる…)。
ただ4速ATやもっさり感はやめた方が…。
後、安全装備は標準で充実させてほしかった!!