S2000

購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記

The Power of Dreams

しゅうさん
男性/20代/富山県

標準
2006年7月2日

とにかくこの車が欲しかったから きっかけ:
とにかくこの車が欲しかったから
クルマのご購入を考えたきっかけ
●マイナーチェンジが迫っていたこと。
●乗り手を選ぶ車だったこと。
●シンプルなスタイル。
●Sの歴史。

そういった諸々の事情が絡み合って、僕はこの車を選びました。ミニバンやセダンはあまりにも往来を走り過ぎている。Hondaの車を買うことにより夢が欲しかった。だから、僕は夢を叶えて、夢を手に入れた。
ご購入までのエピソード・ストーリー
大学2年生の時に免許を取って、EF2の1オーナーの極上車を手に入れる。SOHCエンジンで105馬力の車だったけど、非常に軽快に走った事を記憶している。しかし、事故でEF2を失ってしまう。
この次に手に入れたのがDA5だ。馬力が120馬力と15馬力上がったのだが車重が重くなり、軽快感がなくなった。大学までの通学距離が片道40kmもあったので、もう少し加速性能と高速安定性が欲しかった。
大学3年生の時、DA5を彼女が免許を取ったのを機に譲る。そして、次の車種を検討する。将来的にNSXに乗りたいという野望があったので、FFの車に乗りなれてしまうと言うのも怖かった。FR、もしくはMRで車種を選択しようと考える。そこでMRにより近いものを各社から探す事で妥協した。選んだ車はM社の○。当時フロントミッドシップで前後重量比50:50。バランスの取れた機体だ。就職するまでの間の3年間、NSXを夢見ながらこの車を乗り慣らすことに専念した。
そして去年。一念発起し、NSXの中古車を探し始める。しかし、調べれば調べるほどNSXという車が嫌いになっていった。Hondaの最高峰のこの車は、Hondaブランドよりも先にAcuraブランドから発売されていた。そんなNSXに僕はポリシーを感じれなかった。たまたま、Sを見る機会があり、僕の心はわき踊った。「なんて洗練された車なんだろう」僕はそのフォルムに、スタイルに、そして素性に感動を覚えた。気が付けばSしか目に入らなくなり、知人のS(初期型)に試乗させて頂いた。そこで味わう開放感。クローズドボディでは見出す事の出来ない本当の人馬一体感。サンルーフやタルガトップでない本物のオープンエア。心の中で次はこの車だと決めた。
それからしばらくお金の工面を考える。Sを頭金なしで購入することなんて到底出来ないように思えた。そして迫るマイナーチェンジ。Sがポリシーのない車になってしまう。スポーツカーは乗り手を選んでこそスポーツカー。ATの設定もなく高回転を維持することで得られる歓びがあるこの車が、もうすぐ買えなくなってしまう…。
決断の時が迫った。僕は乗っていた車を運良く知人に売ることが出来、頭金を用意することができた。クレジットも何とか組むことができ、僕は一生の宝物を手にすることができた。
何が購入の決め手になりましたか?
購入店の店長のことばです。「9000回転まで回る市販エンジンを積んだ車はS2000しかありません。Honda50周年の集大成の車です。是非この機会にご検討ください」と熱いトーク。買う気で行ったので買いました。
皆さん、一歩踏み出してみては? 官能的なDOHC『VTEC』サウンドを聞くことが出来ますよ!