選出の心
当初はさほど購入意欲をお持ちではなかったようですが、ディーラーの営業担当から案内された内覧会でアコード ハイブリッドにひとめぼれしてしまったシルバーアローさん。史上初の即断即決でアコード ハイブリッドのディーラーでの契約第一号となり、また、クルマ家族会議でのご投稿第一号となりました。そんなシルバーアローさんに7月のクルマ家族会議大賞をお贈りしつつ、どんなところが気に入ったのか、など、お聞きしてみました。大賞の受賞、おめでとうございました!
アコード ハイブリッドはすぐでなくても良いかと…
私にとってクルマとは、いざという時に必要で、身近にないと困る存在。単なる道具ではなく、自分と同乗者の命を預ける大切なパートナーなので、丁寧かつ大事に扱いたい存在です。そのパートナーとして、Honda車を乗り継いできました。
Honda車と言えばクルマの基本能力に関わるエンジンと足回りが魅力なのですが、ただ単にパワーがあるから、や、硬めのセッティングが良いから、というだけではありません。これらを含めて、「クルマを走らせる楽しみ」がクルマ自体から得られるかどうかが重要だと考えている中で、今まで乗ってきたHonda車は期待を裏切ってこなかった、というところが大きいです。
そんなHonda車のなかで、元々、アコードに対しては「世界戦略車」「ミドルクラスセダン」というイメージを持っていて、アコードの上のクラスとして、インスパイアやレジェンドが来るものと考えていました。今回の新型も(今までと)特に大きな変化はなく、ミドルクラスで、もしかしたらあいまいな位置づけで、乗りたい・欲しいと思わせてくれるレベルではないかなと思っていました。そのためアコード ハイブリッドはすぐでなくても良いかと思ってた矢先、営業さんからの内覧会の連絡があったのでした。
史上初の即断即決
今のディーラーの担当営業さんは、1997年にステップワゴンを買わせていただいてからの関係で、ステップワゴンからエリシオン プレステージまで計5台を乗り継いで来て、アコード ハイブリッドが6台目になります。こちらの基本的な考え方を理解してくれていて、変な売り込みをせずにシンプルに商談を進めてくれ、買い替えしやすい環境を作ってくれる点が非常に良いです。そんな営業さんの売り込みと、いつも以上に手際の良い対応もあり、今回は私的史上初の即断即決となりました。
これまでは、買い替えにあたっては毎回、「クルマは、(現所有車に)Used Carとしての価値があるうちに乗り換えたい」派の私と、「クルマは耐久消費財で、故障しなければ長く乗れば良いんじゃないの」派の妻は、何かと議論しています。今までは即断即決はなく、所有車のUsed Carとしての価値を優先的に考えながらの買い替えを進めてきて、契約書へのサイン前には、夫婦会議をしてきました。今回、先行内覧会は一人で見に行き、「欲しいクルマ」と思って即断即決状態だったので、さすがに帰宅後に妻と話をした時は驚いていましたが、内容等を丁寧に説明して、一応理解してもらえました。
決定の決め手!
ディーラーでの内覧会に行って実物を見た瞬間、車両自体が大きく、ミドルクラスでなく、1ランク上のクラスでも勝負できそうなセダンだと思えた点でした(アッパーミドルクラス、という言い方をしているとは知らなかった)。Hondaがセダンの生産・販売を全て終了させた上で出してくる以上、中途半端なことはしてこないだろうという一定の期待はしていましたが、最初に「インスパイアと名付けても良かったんじゃない?」と思えたのは大きかったです。エリシオン プレステージに乗り換える当時、インスパイアは候補の1つとして考えていた車でもありました。(エリシオン プレステージでも、私の投稿を採用いただいていますが、その中の「他に気になったクルマ」として、インスパイアを挙げています)

いま、アコード ハイブリッドは日常の買い物、ドライブ、帰省、国内旅行に使っています。同乗者からは室内の静かさと加速の力強さが、毎回感心の的になります。
私としては、車重だけで1.6tを超えているとは思えないくらいに軽々と加速していく点、イメージした通りに俊敏に曲がっていくハンドリングが、特に気に入っています。またインターナビ・オーディオをタッチパネルで操作ができるようになったのは、エリシオン、エリシオン プレステージのインターナビ環境が結構面倒だっただけに、便利に感じている点です。
今後ですが、Honda渾身の2モーターハイブリッドシステムを搭載したクルマで、走らせないともったいないと思うので、今まではちょっと悩んだような県境越えの日帰りドライブにも出かけるようにして、アコードの良さをたくさん実感して、ひとめぼれした自分の感覚は間違ってなかったと思えるようになれれば、と思います。