選出の心
クルマは家族の潤滑油、もうひとつの“移動する”リビングというfnaさん。フリード購入後は、初めてご両親を乗せて山口の秋芳洞へ足を伸ばすなど 300kmのドライブを楽しんだそうです。最後尾に座ったお母さま曰く、「今までの後部座席に比べてはるかに快適」。お父さまも、フロントガラスの大きさにご満悦のご様子。お子さんに至っては、自分で乗り降りできるのが嬉しいようで、クルマのことを「フリードちゃん」と呼んで夢中になっているとか。ご家族の円滑なコミュニケーションの手段としても、フリードが役立っているようですね。このたびは家族会議大賞受賞おめでとうございました!
欲しかったのは「小回りのきくクルマ」。7人乗りなんて窮屈だと思っていた。
もともとは妻の方がクルマの買い換えに積極的で、私自身は、つい最近まで「多人数を乗せたいときはレンタカーを借りて楽しもう。普段はライフで十分」、そう思っていました。妻は初めから7人前後が定員のミニバンを希望。わが家は2世帯同居なのですが、両親と出かけるときの移動は、いつも車2台。妻は、「7人乗りだと一緒に移動できるよ。友達を誘って気軽に遊びにも行ける。子どもがもう1人増えたとき5人乗りにチャイルドシートとジュニアシートは窮屈だよ」、そう言っていました。私は、「めったに定員いっぱい乗ることないよ。5人くらいで荷物が積みやすいのがいいな。友達が来たらレンタカーでいいでしょ」と思っていたのですが。。。

妻は、「レンタカーだと快適でも自分の車ではないから自由にできないし、時間を気にして予定が制約されるでしょ」と言っていましたが、これは確かにそうなのです。僕の希望は雨の日、車が空いていたら仕事で使えること。雨の日は大型の商品の納品に苦労していました。だから、比較的荷物が詰めて、できれば背が高い方がいい。お客さんのところは狭い道も多いので、小回りが利くこと。この2つが僕が欲しい車の理想像だったのです。それが可能な7人乗りなんてきっと窮屈。そう思っていました。
あの写真を見なければ、もしかして購入しなかったかも…
フリードとの最初の出会いは、Hondaのホームページでした。妻が見ていたのですが、わが家には駐車場に制約があります。そこに収まるサイズが大前提だったのです。はじめ妻はT社の車が欲しそうでした。同時にHondaのストリームにも興味津々。でも僕は、「ちょっとおっきいんじゃない??」、まだまだ欲しいという気持ちになりません。
すると妻が「これだったらいいんじゃない?」と見せてくれたフリード。女の子が2列目のキャプテンシートの間から3列目に置いてあるかばんを取っている写真で、「オ!!!」、次に燃費に目が行きました。燃費基準+25%。いいなぁ。補助金も減税もあるの?? ひょっとしていけるかな??と思うようになったのです。
そんな訳で、フリードの第一印象を聞かれると答えが難しいのですが、先にお話しした「かばんを取る女の子の写真」がかなりのインパクトでした。あの写真がなければ、まだ購入していなかったかも。再び「貯金ができたらね」のひと言が飛び出していたかもしれません。
決定の決め手!
購入の決め手は、まず静かなこと。次に気になったのが、後部座席でジュニアシートに乗る子どもが快適かどうか。シートがかなりゆったりとしていて、キャプテンシートに子どもを座らせても何ら違和感がありません。大きさはやはり大きく感じますが、感覚は仕事で乗っているミニバンとそう変わらないなぁ。と感じました。試乗では緊張して狭い道に入ってみるなんてことはどうしてもできないので。それでも快適な走りをしっかり感じました。
それから、予算と合致したことは当然として、それ以外で決め手になったのは、(1) 車の外観以上に車内がゆったりとしている(3列目にも他社の車と比較して気兼ねなく人を乗せられる)、(2) 他社の同等クラスの車で最高にかっこいいこと、(3) 国からエコカー購入補助金、減税が受けられることの3つ。

特に「エコカー購入補助制度」については、重要な購入決定要素の1つです。補助金、減税の対象でなければ、今でもまだ貯金をしていたと思います。車は、値引き幅は小さいうえに本体価格以外にオプションや諸経費が発生しますので、今回の購入では総額の上限を決めていました。この上限金額を満たせば補助金、減税がなくてもいいかと思っていたのですが、この制度のおかげで、ちょっと贅沢な車に手が出せたのです。妻と相談する過程で、「補助金が下りてから車のコーティングをしたり、足りないオプションを購入してもいいよね」となりました。それに、減税が来年度まで効果を発揮するのが嬉しい。ちなみに、減税がなければ予算オーバー。多分購入しなかったでしょうね。