選出の心
国産車であれば、メーカーを問わずスペックまで覚えているほどのクルマ好きで、Hondaファンを公言していた釣りバカさん。そんな釣りバカさんが、ゼストの存在をホームページで知り、ショックを受けるとともに、ゼストの魅力にひとめ惚れ。購入へ向かってまっしぐらだった時に、目にしたのは、ゼストの欠点をずばり指摘するオーナーレポート。諦めるべきか、否か…。悩みに悩んだすえ、とことんまでゼストの試乗を繰り返し、十分納得のうえで、めでたく購入と相成りました。 購入の決断に至る最後の最後まで、試乗と熟考を繰り返して決めたからこそ、クルマへの愛着はひとしおだと思います。今回は堅実&慎重派な釣りバカさんに家族会議大賞をお贈りしたいと思います。釣りバカさん、おめでとうございました!
ゼストのホームページの写真をみた瞬間に…
私はつねづね、自分のライフスタイルとドライビングフィーリングに合っているクルマを持ちたいと思っています。私にとってHonda車は、そんな自分の考えにピッタリと当てはまることが大きな魅力ですね。以前ストリームを購入した時も、大人4人がゆったりと乗車できること、荷物がたくさん積めることなどの条件とともに、自分の思いどおりに走ってくれること、そして運転することが楽しく感じられることを兼ね備えたクルマだったことが購入の理由でした。
今回、ホームページでゼストをみた時に、写真から軽自動車らしからぬ重厚感と、フットワークの軽快さが伝わってきました。もちろん、すぐに詳細なデータを見て、確実に魅力が増したことは言うまでもありません。
オーナーレポートを見て一度は諦めかけた、しかし…
ゼスト購入へ一気に気持ちが傾いていたある日、ゼストの欠点を指摘するオーナーレポートを発見しました。レポートには、上り坂での走りやブレーキへの不満等が挙げられていました。今までそれを確認できる試乗のロケーションがなかったことと、また当初ターボ車は金額的に予定外だったので、クルマ選びを最初からするしかないか…と諦めかけました。そこへタイミングよく営業担当者さんから連絡が入ったので、心情を率直に話すと「納得のいくまで乗ってください」とのことで、すぐにクルマを用意していただきました。そこで、長い上り坂とクルマの流れの速い下り坂を走ってみたところ、レポートの不満の意味は理解しながらも、許容レベルで、ほぼ合格点という感想を持ったのです。
決定の決め手!
納得の試乗を経て、再びゼストに惚れ込んでしまったわけで、ゼスト購入は決定したのですが、今度はNAでいくべきかターボ車にするべきかで悩みました。資金の問題もあり、NA購入で自身を納得させるつもりで、ターボ車の見積もりをお願いしたのですが、これがなかなか決められません…。休日にターボの見積りとにらめっこをしていると、担当営業さんから連絡があり、お店に行くことに…。結論が出せずに担当営業さんと話をしていた中で「どっちかな?」と聞いてみたところ、「ターボにしてください」とひとこと。きっと私はその言葉を待っていたのでしょう。その一言が背中を押してくれたような気がしました。

納車後はゼストばかり乗っています。カミさんは免許を持っていないのですが、ゼスト購入を機に免許を取るようにすすめています。カミさんも、このクルマの良さは納得している様子だし、クルマの色もカミさんが決めたので、いくらかその気になっているみたいです。
私は、ゼストに乗っているのが単純に楽しく、免許取り立ての頃のわくわくした気持ちを思い出しています。私はエンジンを高回転まで回す方ですが、今は燃料計と「ECO」の文字表示に気を配りながら運転しています。