選出の心
約束を5年で反故にするために、半年前から作戦をたてて用意周到に行動してきた琢磨がんばれ!さんの情熱と実行力には、事務局一同頭が下がりました…これぞまさに作戦勝ちですね。「結局、自分自身が営業マンになることが一番だと思います」の一文に「ハッ!」とした方も多いのでは? クルマ購入を考える既婚男性にとって一番の障害は奥様、という方は多いと思いますが、その障害を乗り越えるには、ここに書かれているあの手この手はきっと参考になることでしょう。琢磨がんばれ!さん、おめでとうございました!!
クルマご購入を考えたキッカケ
クーペに乗るには子供のいない、今しかない! 10年乗るから頼む! と懸命に嫁を口説いて購入したレジェンドクーペが5年目を迎え、子供も3歳に! 2ドアの後部座席のしかもチャイルドシートへ子供を乗り降りさせるのは結構大変。これは今しかない!と…。
ご購入に至るまでに起きた波乱万丈のストーリー!
それとなく買い替えを口にすると、「10年乗ります。」の約束をしっかり覚えている妻はもちろん「No」自らも運転する彼女はレジェンドを凄く気に入っていたので道のりは険しかったです。 車検を逃すとまず見込みがないので、半年前からあの手この手を使いました。まるで人が変わったようにやさしくなる(必須!)のは当たり前。「10年乗ると下取りが無くなるから次の買い替えが大変?」とか、やたらオーディオに大金掛けてる友達や、ギャンブルに金をつぎ込む友達に会わせた後で「あいつら車の趣味がないからあんなになるんや。自分だけ楽しい事にお金使ったら良くないよねぇ。」とやんわり。色んな車を試乗しに連れて行って新車のステアリングを無理やり握らせ少しづつムードを盛り上げる。新しく車を買った友達の家に重点的に遊びに行く。欲しいけど我慢している物をそれとなく口にして家計への気遣いも見せる。などなど…。
秘策その1!奥さん攻略法
買い替えを切り出した頃は、その話をすると…「駄目!」「何言っとるん?」「はい!その話は終わり!」のどれかでした。 そこから、流れを変えることに成功したのは、嫁が、レジェンドクーペに感じ始めている2つの小さな不満を大きな不満に育てる作戦でした。 彼女の小さな不満は、隣の車に気を使いながらクーペの大きなドアを開け、子供を乗り降りさせるのは結構大変だという点!また、友達を乗せる時などチャイルドシートの取り付け取り外し。レジェンドで彼女の1番座りたい席は、運転席か助手席。しかし子供と3人で乗り、私が運転する時彼女は子供の隣(後部座席)に座ることになります。これが毎回だと結構ストレスがたまるようです。

もしラグレイトなら2列目にチャイルドシートを取り付ければ、スライドドアで狭いところでも楽に子供の乗り降りが出来る。チャイルドシートを外さなければならないケースも減るでしょう。もちろん、取り付け取り外しも簡単のはず。さらに、子供の隣に座る場合もラグレイトの2列目のシートは素晴らしく快適なはず!それで意識的に、子供を後部座席のチャイルドシートに乗り降りさせる作業を嫁に任せ、後部座席に座ってもらうようにしました。それを繰り返した後(クリオへは、よく遊びに行っていたので)何気なくラグレイトに試乗させ、上記の2点の違いを重点的に体感させました。すると、少し経って「あんな車(ミニバン)も、結構良いかもね!」に変わりました。
秘策その2!子供の笑顔に勝るものなし
発言は「これいいね!」とか「広いね〜!」くらいでしたが、弟家族と2家族6人でオデッセイを借りてキャンプに行った時、車内の楽しい雰囲気と、息子と姪の楽しそうな笑顔がとても嬉しかったそうで、その後「見積もりしても良いよ!」の許可が出ました。
決定の決め手!
最終的に決め手となったのは、子供の笑顔でした。同じミニバンタイプということで、オデッセイを借りてキャンプに行き、新しいカーライフの提案そしてミニバンタイプの良さを思いっきり実感させる事に成功。すかさず、安全性(これは新しい車ほど良いのは当たり前なので。)も強調!

してやったり!

やはり車体が大きいため、運転の大好きな嫁は自分が運転できることが必須の条件でした。そのため、普段走り慣れた広めの道から試乗開始、車に慣れた頃に道の狭い我が家の周りをぐるぐる。そして「これなら何とかなりそう!」と彼女が言ったとき「してやったり!」と思いました。
<p> 結局、自分自身が営業マンになることが一番だと思います。妻に見せる前にその車しかできない色んな事を調べて試して、いざ見せるときには少しオーバーに自分も感心して見せる。そして最後に10年乗る!(つもり)と付け加えるのはお約束です。