フィット

購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記

ヒツジの中からオオカミ?!

初めてのHondaさん
女性/30代/福岡県

1.5S
2005年6月30日

クルマのご購入を考えたきっかけ
某社の地を這うようなスポーティカーに十数年以上乗ってきました。気に入っていたし、エンジンの調子もよかったのです。が、京都議定書が発効され、さすがに排ガスの環境汚染も考えないといけないし、このクルマでは高齢になった親が乗り降りしにくい。そろそろ年貢の納め時か、と車買い換えを決断しました。しかし、車好きの男性が選ぶようないかにもスポーティで男性的な車はもういい。かといって、女性をターゲットにしたカワイイだけの車にも乗りたくない。コンパクトでカワイくて走りのいい車はないものか…
ご購入までのエピソード・ストーリー
最初にHondaディーラーを訪問したのは姉でした。「普通車を買うなら何がいい?」と相談を受け、フィットを薦めたのです。燃費の良さは職場の同僚から耳タコで聞かされていたし、子供の塾のお迎えに自転車が積めるのもいい。しかし、車にこだわりがなくチョイ乗りの多い姉は、ディーラーで軽のライフを薦められ、ライフの方を買うことになりました。姉に頼まれてライフの試乗に付き合った時、姉の商談の後、私はふとセールスマンに「フィットにスポーツタイプはありますか?」と聞いてみました。渡されたカタログのスペック表を真っ先に見て、思わず出た言葉は「あー、SOHCなんだ」。するとセールスマン曰く、「エンジン性能曲線図を見てもらうとわかりますが、VTECエンジンはヒツジの中からオオカミが出てきますよ」。
それってもしかして、小柄で童顔で一見大人しそうだけど実は気が強くて男勝りという、ヒツジの皮を被ったオオカミみたいな私のイメージにぴったりでは? 帰宅して早速、フィットのホームページでファクトブックを読みました。姉に薦めた時とはえらい違いだ。セールスマンが結局薦めてくれたシビックのタイプRは、スペック的には魅力的なのだけど、カラーがモノトーンだけでカワイくないから速攻で却下。そして毎夜フィットのカタログを眺め、街中でもフィットばかりを目で追っていました。意を決してディーラーへ行ったとき、件のセールスマンの言葉はなんと、「本当にフィットでいいんですか?」でした。
何が購入の決め手になりましたか?
「ヒツジの中からオオカミが出てくる」。この言葉がなかったらフィットは買わなかったかもしれません。スタイルがよくてカワイい、年寄りも楽に乗り降りできる、一人でスポーティに走りたいときは応えてくれる、それに燃費が良くて荷物もたくさん積める。信号でスタートするとき、他の車を置いてけぼりにして滑らかに加速する快感はなかなかです。私が持っていたイメージにまさにジャストフィットでした。