The 36th Tokyo Motor Show - 2002.10

The 36th Tokyo Motor Show FACT BOOK
The 36th Tokyo Motor Show 2002.10.29




すべての製品の生産から廃棄まで、さらにHondaがかかわる全活動において、高い環境意識と独自の視点が生み出す技術。それが、Hondaのエコロジー・コンシャス・テクノロジー、e-TECHです。Hondaはこれからも積極的に環境に取り組んでいきます。

◎排出ガスのクリーン化と低燃費をさらに追求。
ガソリンエンジンの知能化を進め、燃費の向上・排出ガスのクリーン化・走る楽しさを融合した新世代エンジンシリーズを各車に展開。また独自のハイブリッドシステム「Honda IMA システム」を搭載した「インサイト」は、世界No.1の低燃費35km/Lを達成しています。


※量産ガソリン車(10・15モード、5速MT車)
◎代替エネルギー車を開発。
ガソリンを使わない天然ガス車や電気自動車を発売。さらに燃料電池車も2002年内の販売を予定しています。


◎リサイクル率を向上。
設計・製造・使用・使用後までの各段階でリサイクルを徹底。限りなく100%に近いリサイクル可能率とゼロ廃棄物をめざします。
◎工場でも環境改善。
「グリーンファクトリー」を目指し、国内全工場と海外主要生産拠点でISO14001を取得しています。



Hondaでは“人間尊重”という企業理念に基づき、交通社会におけるすべての人の安全を考え研究を進めています。事故データを徹底分析し、より忠実に事故を再現し正確で広範なデータを蓄積。それを研究開発にフィードバックすることで、衝突時の衝撃(G)をコントロールして人への傷害を軽減する独自のGコントロール技術を進化させていきます。


[乗員のためのGコントロール技術]
事故統計の分析から独自の研究目標を設定。クルマ相互の衝突実験なども実施して、高い水準にあるHondaのGコントロール技術をさらに進化させています。

相手重量2トンクラスまでの乗用車、双方の衝突速度50km/h、50%前面オフセット衝突。
テスト車両によるクルマ相互の衝突実験


[歩行者のためのGコントロール技術]
より人体に近い構造で、頚部・大腿部など計8カ所にデータ測定部位を拡大した第二世代歩行者ダミーを開発。よりきめ細かなデータを集め、歩行者保護技術のさらなる向上をめざしています。
第二世代歩行者ダミー

安全運転教育の普及をめざして。
Hondaでは長年にわたる安全教育のノウハウと最新のソフトウエアを結集した、ドライビングシミュレーターを開発。運転中に遭遇しやすい危険パターンを疑似体験することで、危険に対する予知予測能力や安全運転に対する意識を効果的に高めることを狙いとしています。



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