The 33rd TOKYO MOTOR SHOW - 1999.10

The 33rd TOKYO MOTOR SHOW
TOKYO MOTOR SHOW
FCX

FCX (燃料電池車)
参考出品(試作モデル)

ホンダが提案する21世紀のクルマの姿。
新しいパワーユニットが実現した次世代セダン。

これからのクルマがクリアしなければならない環境への対応に全力で取り組みながら、その上でクルマの夢や楽しさも同時に実現させるために開発された1台、それがFCXです。

この近未来カーの開発コンセプトは「TWIN SOLID(ツインソリッド)」。つまりクルマの上部(キャビン)と下部(フロア)を分割し、それぞれの役割が明確に分けられた構造をしています。下部には、ホンダの最先端技術を結集した、薄く、コンパクトな「FC(燃料電池)ユニット」を搭載。これによって上部に高い自由度をもたせ、新世代感覚のビッグフォワードキャビンを実現。先進の環境技術と高級感ある乗り心地を一台に集約することに成功しています。

ショートノーズ、ビッグフォワードキャビン。
新しいパワーユニットによる21世紀に向けたパッケージング。

扱いやすいショートノーズ。室内の快適さをもたらすロングホイールベース。そのベストバランスを追求したエクステリアは、シャープ&ソリッドな力強いデザインと、室内を優しく包み込むラウンドデザインを融合。さらに燃費向上に大きく貢献する、優れた空力特性を生むフォルムとなっています。また、コンパクトなFCユニットが可能にした、すっきりとしたフラットなキャビンスペースを有効に活用。大人がゆったり過ごせる空間を実現しています。そこにあるのは、まさに21世紀の上質感。地球環境の問題にスマートに応えながら、新時代のくつろぎと安心を人々に提供するクルマ、それがFCXなのです。

●上質な雰囲気が漂う、ネオクラシックにデザインされた室内。快適な乗り心地をもたらす、4座独立アームレスト付き大型シートを採用。● 安全性にも配慮し、リア席対応エアバッグをフロントシート背面に内蔵。

●FCユニットならではの静粛性を活かし、オーディオも高品質システムを搭載。ジュークボックスタイプ・スーパーCDチェンジャーを採用。
●メーターパネルは、新開発のデジタルイルミネーションパネル。 新しい時代を予感させます。
●バックミラー、サイドミラーにはCCDカメラを使用した ハイテクビュー機能を搭載。



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