Shadow Slasher

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はじめに


 ホンダは、これまでミドルクラスのアメリカンカスタムモデルとして、1987年にSTEED600/400、1994年にはV−TWINマグナ、1997年にはクラシックスタイルのShadow750/400を発表。1998年にはSTEEDにスプリンガーフォークのVLSタイプを追加。 国内のアメリカンカスタムブームの牽引役として、その魅力を広く知らしめるとともに、 多様化するニーズに応えるべく、ラインナップの充実を図ってまいりました。
そして今回、ホンダは400ccアメリカンカスタムの2000年モデルとして、Shadow Slasherをデビューさせます。

 デザインは、HRA(ホンダR&Dノースアメリカ)のデザインスタジオから発信されたスケッチをベースに、アメリカの最新トレンドを踏まえた最先端のパフォーマンスデザインでまとめ上げています。また走りは、「楽しいVツイン」を実感できるようエンジンのパルス感などを徹底的に追求しました。
これらの設計思想のベースには、あたかも乗り手と意志が通い合う馬のような一台を目指すという、ホンダのアメリカンカスタムモデルづくりの理念である「スピリット・オブ・ザ・フェニックス」の精神が息づいています。すなわち、クルージングを堪能するためのアップライトなポジション、強い存在感が漂うロー&ロングのスタイリング、所有感を満たす高いクオリティなどの目標とすべき項目をすべて踏まえた上で、新世代カスタムモデルの開発は進められました。1999年東京モーターショーにおいてShadow Slasherは本機をベースとしたカスタマイズモデルとともに参考出品され、おかげさまで20代を中心にご好評をいただきました。

 このShadow Slasherの誕生により、ホンダにはチョッパーデザインのSTEED、クラシックデザインのShadow、そしてパフォーマンスデザインのShadow Slasherという、個性あふれる400ccアメリカンカスタムのラインナップが完成いたします。それぞれ特徴あるマシンのキャラクターによって、より多くの方々にアメリカンカスタムの世界を楽しんでいただきたいと考えております。




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