CBR600F4i - 2001.03

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CBR600F4iファクトブックロゴ
 

パワーユニット(1)


 CBR600F4iのエンジンは、CBR600Fのエンジンを基本に、より優れた出力特性とレスポンスの追求、そしてサーキット走行などで要求される限界性能の向上を目指し高度なチューンアップを施しています。 特に、新開発のPGM−FI(電子制御燃料噴射システム)を採用することによって、定評ある扱いやすさや快適性を損なうことなく、ミドルクラス・スーパースポーツのトップモデルにふさわしい高次元の動力性能を獲得しました。
エンジン
●PGM-FI(電子制御燃料システム)
 燃料供給装置には、コンピュータ制御の燃料噴射システム、PGM−FIを採用。キャブレターに比べ、あらゆる回転領域で混合気を最適にコントロールして、常に理想的な燃焼状態を作り出します。このシステムは、低速から高速までをカバーする俊敏なレスポンスとスムーズな出力を実現するとともに、低燃費化と低公害化にも貢献します。また冷寒時にも滑らかに容易な始動が行えるオートチョーク機構も採用しています。
PGM-FI
●高精度な燃焼コントロール
 CBR600F4iのPGM−FIは、ECU(電子制御ユニット)の処理速度を130%増大し、新型のスロットルセンサーとカムパルサー、そしてデジタル冷却温度センサーを採用し、よりリニアでスムーズなスロットルレスポンスを実現しています。
 また、PGM−FIのECUとデジタル点火制御機構を一体化することによって、より精密な燃料計測と燃焼コントロールを実現。燃料消費の大幅な削減を達成しています。


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