CBR1100XX - 2001.03

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パワーユニット(4)


◎ノックセンサー

 CBR1100XXのデジタル点火制御機構には、エンジンの回転数に応じて点火時期を最適値に自動調整し、なおかつ高速回転時のノッキング発生を最小限に抑えるノック・センサーが搭載されています。ノック・センサーはシリンダーブロック後部にマウントされ、極めて微細なノッキングの兆候さえも検出しその情報をECUに伝達します。これを受けるとECUは即座に点火時期を自動的に遅らせ、それ以上のデトネーションが検知されない場合は、速やかに点火時期を復帰させます。このシステムにより、エンジン性能だけでなくスロットルレスポンスや高速回転時の信頼性が著しく向上しました。


◎イリジウムプラグ

 プラグには、0.4mmという微細なイリジウム製の先端部分とプラチナで処理された電極をもつ軽量スパークプラグが使われています。優れた火花性能でスロットルレスポンスを向上させ、ロングライフを実現します。

イリジウムプラグ

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