パワーユニットは、`98CBR900RRのエンジンをベースにシリンダーヘッドをCB900ホーネット専用とすることによって、インテークポート形状、インテークポート容量、バルブタイミングおよびバルブリフト量、圧縮比の変更を施しました。加えて、キャブレターをフューエルインジェクション化することで、低・中速域でのトルク、スロットルレスポンスが向上し、開発コンセプトの狙い通り、日常的な使用でもトルクフルな加速感を発揮する優れた出力特性を実現しました。また、「出力特性」「スロットルレスポンス」「排気量」という3つの要素のバランスによって、CBR900RRのもつダイナミックなパワー感と、フレンドリーな扱いやすさという2つの特性を両立しています。