ブレーキは、オフでのコントロール性能とオンでの効き感を両立させるために、フロントにはXLR250RやCRM250Rで定評のあるφ240mmのブレーキディスクを採用。これに焼結パッドを組み合わせることにより、濡れた路面や水溜り走行時でも優れた制動フィーリングを発揮させています。
また、リアには、バネ下重量の低減にもつながるφ110mmのドラムブレーキを上引きで使用し、ブッシュなどの影響を受けにくいレイアウトにするとともに、ライニングには新開発の高μタイプのノンアスベスト材を採用し、優れたコントロール性能を確保しています。
さらに、ブレーキレバーは、手になじみ易いサイズと形状に新設計し、優れた操作性を実現しました。
一方、駆動系では、優れた扱い易さを得るために、クラッチレバーを新設計。操作ポイントを近づけるとともに形状も見直しています。
また、クラッチスプリングのセット荷重や、チェンジペダルのリターンスプリングのセット荷重を低減して操作フィーリングをさらに向上させました。
さらに、エンジン内のプライマリーダンパーの形状変更や、ファイナルダンパーの容量アップなども行い、よりスムーズで滑らかな駆動特性としています。 |
レバー形状比較図
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