シャシーは基本骨格を踏襲しながらも細部にわたり強化をほどこしています。
まず、ヘッドパイプとメインパイプの接合部に縦方向にリブを1本加え、ステアリングヘッドの捩り剛性を大幅に向上させました。これよりレスポンスに優れたコントロール性を実現するとともに、積載量が増えた場合のハンドリングへの影響を最小限に抑えています。さらに、メインパイプの肉厚をサイドは2.2mmから3mmへ、底部分を4mmから6mmへと強化し、よりスポーティーでレスポンスに優れたハンドリングを実現。荷物を満載したタンデムツーリングなどにおいては特にその効果を発揮します。
(輸出仕様車)
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シャシーの強化に伴い、レスポンスに優れたカートリッジタイプのフロントフォークのインナーチューブ径を41mmから43mmに変更し、剛性をアップしています。
さらにNew VFRのフレームには、ファイヤーブレードにも採用されているリアクッションロアブラケットが追加され、ピボット周辺の強度と捻り剛性を上げています。リアダンパーのベースブラケットも変更され、コントロール性がより高められています。 |
(輸出仕様車)
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