VFR - 1998.04

VFR
VFR
 

パワーユニット



可変吸気装置(デュアルインテークダクト)
 エアクリーナーには、新開発の可変吸気装置(デュアルエアインテークダクト)を採用し、ソレノイドバルブのコントロールによって、効率的な外気の導入を行うシステムとしています。
 このシステムは、低回転〜中回転時には2つあるダクトの片側(可変吸気ポート)を閉じ、吸入面積を小さくすることで吸入空気の慣性効果・脈動効果を高め、扱い易さを向上させるとともに、高回転時には可変吸気ポートを開き両方のダクトから吸気する構造とすることで、多量の空気をエンジンに供給し、エンジンの高回転・高出力化の実現に寄与するものとしています。
 また、インジェクターへの確実な燃料の供給を行うため、電気式燃料ポンプを燃料タンクの中に装備しています。

電子制御燃料噴射装置(ホンダ PGM-FI)
 吸気系には、RVF/RC45で定評の電子制御燃料噴射装置(ホンダ PGM-FI)を採用しています。このシステムは、最小パーツによるシンプルな構造を採用しており、その中心のエレクトロニックコントロールユニット(ECU)は、VFR専用にプログラミングされたマップによって常時正確な燃料計算を行い、理想的な空燃比の混合気の供給を可能としています。

ホンダPGM-FI

PGM-FIシステム

PGM-FIシステム



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