STEED - 1998.02

STEED
STEED
 
スタイリング

ワイルドなロー&ロングフォルム
 STEED VLSでは、従来のSTEEDに対し前・後サスペンションで10mmのローダウン化を施し、かつシート形状を一新することによって20mmローダウンした結果、トータル30mmの低シート化を実現。
 さらに、フロントサスペンションおよび、フロントホイールのサイズの変更に伴い、前輪廻りのアライメントを見直し、ホイールベースを20mm延長。これによってファクトリーカスタムとして、さらにワイルドなロー&ロングのフォルムを進化させました。


ライディングポジション比較(サイドビュー) ライディングポジション比較(ダウンビュー)
ライディングポジション比較(サイドビュー) ライディングポジション比較(ダウンビュー)
52° V型2気筒398cm3エンジン
 パワーユニットは、’88初代STEEDに搭載されて以来、低・中回転域で力強く、鼓動感に溢れ、かつ高い信頼性で定評の水冷・4サイクル・OHC・3バルブ・52° V型2気筒398cm3エンジンを継承して採用しています。
 エンジン外観にはクロームメッキパーツの美しさが際立つブラック塗装を施し、かつ、シリンダーヘッドのフィン先端に切削加工を施すことによって、精悍さ溢れるパワーユニット廻りのデザインとしています。
 そして今回、ミッションレシオをワイド化するとともに、ファイナルレシオを45Tから44Tへ変更し、一段と鼓動感溢れる走り味を実現しています。
52° V型2気筒398cm3エンジン
スプリンガーフォーク・フロントサスペンション
 フロントサスペンションに、むき出しのスプリングがよりカスタムライクな個性を主張するスプリンガーフォークを採用。構成パーツの繊細な曲線と、随所に施したクロームメッキの輝きで猛烈なインパクトを際立たせています。
スプリンガーフォーク・フロントサスペンション
カスタムメイド感を醸し出すハイクオリティな部品構成
 フューエルタンクは、よりスリムな形状のティアドロップ型のフランジレスタイプを採用。滑らかな曲面が内側にまで回り込み、従来のフランジタンクでは表現できなかったセクシーな容姿を実現しました。
 また、前・後ウインカーは小振りな砲弾型デザインを採用し、スプリンガーフォークとあいまってカスタムメイド感を醸し出しています。



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